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2002年、「よもやま企画」・平田語録をどうぞ

2002.1月〜2月の今日の一言はこちらへどうぞ!


「今日の一言」を連載中です。ご期待ください。
平田さん
平田さん

  *「今日の一言」は土日・祝日は
   休ませて頂きます。


2002.3.29

「人生は考え方ひとつ」
 
  人間は幸福になるために
  この世に存在するのだ  
               スタンダール
   幸福のとらえ方は人それぞれであるから
  「何をもって幸福とするか?」の判断は
  むずかしく複雑である。
  人生はやり直すことができない
  しかし、見直すことはできる
  「見直す」 とは「考え直す」ことである。
  自分の人生の過し方や現在を、いままでとは別の
  価値観のモノサシでもって眺め直し、はかり直して
  みることである。
 
                我が身の営みに
                   行きづまりはない
           行きづまるのは
                自我の想いだけである

2002.3.28

 機嫌よく暮らす
 
  幸福は求めてえられるものではない。
  機嫌よく暮らして、福を招くほかない。
 
   「笑う門には福きたる」と同じことを言っているわけで
  たしかにそのとおりにちがいないが、根本的には、
  「機嫌よく暮らす」こと(笑って暮らせること)自体が
  幸福だ、ということであろう。
  だから19世紀のアメリカの詩人ホイットマンも「大道
  の歌」で、こう歌っている。
 
  これから私は求めない・・・・私自身が幸福だ。
  私はもはや、くよくよしない、ためらわない。
  何ものをも必要とせず、満ち足りて、大道を旅する。

2002.3.27
  ありがたい今
   「死ぬことを忘れていても
                       みんな死に」
  という川柳がある。
  生きていることは「生まれた」ことの延長であると同時に
  「まだ死んでない」ことである。その死は必ずやってくるの
  に、自分だけは死なないかのような顔をして、世俗の
  欲に心を汚しながら生きている。
  誕生とは逆の方向の死をも、正視する必要があるので
  はないか?そしたら「いま、世にある」ことの喜びを、もっ
  と豊かに自覚できるのとちがうか?
 
  明日知れぬ身ということに気がついて
               みればうれしや今日のただいま
  いま無事は天地の恩かわが知恵か
               考えてみよありがたい今
            
        考えてみよ!と問われているが・・・・・。
        答えは言うまでもあるまい。

2002.3.26

 「幸福論」

 人間つねに、どこにいても、シアワセなんですよ。
 だって、東西南北という四つの方角は、どこにいてもありますから。
 東がない、南がない、なんてことは絶対にないんですから。
 もう一つ。自分の体を軸にして、前と後ろ、右と左四つの方向がつねにそろっている。
 必ずそろっております。シアワセでしょう。
 こういうふうに神は人間のすべてに、公平に四・合わせを授けてくださっている。
 屁理屈・・・・・といえばそうかもしれぬが、また、幸福をめぐる
 極限的なプラス思考なのかもしれない。

2002.3.25
 
満たされ切った
        時から始まる心配事 

   すべてにわたって十分に満たされていて、そのうえ何もつけ加えることがなくなった時こそ、心配事が起こる。いにしえの人が「酒はほろ酔い、桜の花は半開のときがとてもすばらしい」と言っているがもっともなことである。
   酒をたっぷり飲めば害となる。
   少し飲んで、もっと飲みたいと思うくらいが、後の心配もない。花が満開になれば、その盛りが過ぎて、花の咲く勢いや力がなく、やがて散ってしまう。
   花は半開のときが盛りだと、いにしえの人は言っている。


2002.3.22

健康は限りないチャンスを
            人生に与えてくれる
 
 財産・地位名声を人生に求めても、これは自分自身の努力の他に、社会的条件、天命運が加味され、すべての人が一様に求められるものではない。
 これに対して健康長生は、一人の人間が努力しさえすれば獲得することが出来る。
 健康長生によって、地位名声・財産では求められない前向きな人生を得ることができる。
 たとえ財を得ても、多病で短命なら人生を楽しむこともできない。
 求めても得がたい財を求めるのは愚かなことでもある。
 人生を真剣に楽しむため、積極的で意義のある人生を過ごすためには、何といっても 健康第一でなければ・・・・。
 
 そりゃ、地位名声・財産そして健康もあれば最高だが私の場合、これからは健康を考えての生活を重視していきたい。
       「一度しかない人生を楽しく暮らす会」    会長より

2002.3.20
 
不増不滅
 「不増にして不滅なり」と読み下します。
 やさしく表現すれば、「増さず・減らず」で、
 空の本体の中には増・減がない。
人間は自分にとらわれて、増減の価値判断をするのだから、
この「自分」を抜いてしまった空の世界に
は、
増減はないということです。
奈良・興福寺にある猿沢の池は不思議な池です
どんなに日照り続きでも池の水は減りませんし、また
どんなに雨が降り続いても池の水は増えません。
という話があります。

2002.3.15
   みんなも悩んでいる
 世の中には「変わった人とも、変な人も、お節介な
 人も、不機嫌な人もいる・・・」
 と思うことです。
 そして「触らぬ神にたたりなし」と割り切ることが大切です。
 人生を楽しみ、病気にならないためには、
 「世の中には、そんな事もある」「皆も同じように悩んでいる」と
 気楽に考えることです。
 今、あなたには悩事はありますか ?
 なければ結構!あれば「みんなも悩んでいる」と思うこと。 

2002.3.14
人生はメドレーリレー 
 人生はマラソンではなく、ゴールインのない
 メドレー
リレーだと思うのです。
 メドレーですから年齢・性別・能力もまちまちの
 人間
が、リレーをしていく。
 走る区間はお互いの一生です。
 三年もあれば100年の人もある。
 その短い、あるいは長い区間を全力疾走し、
 その
バトンを渡していく。
 私も途中のランナーであって
ゴールインすることはできない。
 ゴールインできないから、途中のランナーだからと言って
 怠けてしまえば、それでリレーが断絶して
しまいます。
 それだからこそ、自分に与えられた区間を全力疾走いたします。
 私の場合は全力がなくって、ただの疾走かも。

2002.3.13
          毎日がユーウツな人へ
                                          シリーズその3
      晴れてよし 曇りでもよし ふじの山
                      もとの姿はかわらざりけり
      とあるように、よくよく考えてみると、人生は高望みさえしなければ
       そんなに捨てたものではない。
       毎日が憂鬱でたまらないと考えているとしたら、いったいその原因
       はどこからくるのかを究明してみる必要がある。
       案外自分の甘えや怠け心から勝手にそう思い込んでいる場合 
       があるからだ。
      自己中心の考えを超えて世の中全体を見渡すと、憂鬱なのは
      人間だけであって、自然界の動植物は他に認められなくても
      自分の生命を精一杯生き抜いていることに気づく。
      中国の禅僧雲門の言葉
            
                       ひ   び    これ こうじつ           
                      日々是好日
     今、市内の石仏調査を3名で行っております。
      きっと、良い一日となるでしょう。


2002.3.12
 
毎日がユーウツな人に
   シリーズその2
 
                                          
 世の人々は今日は良い天気だ 
 また悪い天気だ、などというが
 天気によいも悪いもない。
 ただ種類がちがうばかりで
 晴れたよい天気、雨のよい天気
 風のよい天気とのちがいだけだ。
 とあるように、どんな天気であろうと、
それに負けたら人間失格だ。


2002.3.8

            毎日がユーウツな人に
                  シリーズその1
 山家そだちのほほじろが
 山が辛いと里へ来て
 里でとられたほほじろが
 山が恋しいと泣きまする
 
 とあるが、ほほじろのようにどこへ行っても
 不平不満ばかりいっていると、つまらなく
 一生涯が終わってしまう。
 われわれの人生はどこへ行っても満足な所が
 ないとすれば、今ここで自分のできることに
 最善をつくすより仕方がない。
 
2002.3.7
        世渡りは「傘」のごとく
 「時節を知りて、進むべき時に進み、退くべき時に退くを賢き人というなり。世渡りは傘の如くすべし。運よき時は開き、運よからぬ時はしぼめるがよし」(商人生業鑑)
江戸のゼロ成長経済の中で台頭し、生き残った商人たちは、合理的で、常に地道な商売を重ねながら安定した繁栄を目指した。その商売の基本はこの傘商法である。
「たとえば雨が降ったらどうする」
「傘をさします」
「そうです、それでよろしい、それが世渡りのコツです」
雨が降ったら傘をさすには、前もって傘の準備がいります。
どんな時代の変化にも即応し得る体制づくり
個人も企業も先取りして行うことの大切さを
雨と傘の関係でたとえられたのでしょう。

2002.3.6
 
「三割」を明日につなげる
 どんなことでも、面白くないと考えれば、いくらでもそう思うことができます。
 しかし、つまらないものでも、好きになってしまうように自分に働きかければ、どうでしうか?
 たとえば、思っていたことの三割
しかできなかったとします。
 しかし「三割しかできなかった」と思うのではなく「今までできてなかったことが、三割もできた」と考えれば、明日への意欲が湧いてくるはずです。
 「これはやらなくてはならない義務だ」と思うから、はかどらないわりに時間ばかり気なります。
 好きなことに夢中になっているとあっというまに時間が過ぎてしまいます。
 生きていると実感するのは、楽しい時間を過ごしているときです。だから、好きになったものが勝ちです。そうすれば可能性も開けてきます。あなたの好きなこととは何ですか?


2002.3.5
 
そのうちに
 そのうちに お金がたまったら
 そのうちに 家でも建てたら
 そのうちに 子どもから手が放れたら
 そのうちに 仕事が落ちついたら
 そのうちに 時間のゆとりができたら
 そのうちに ・・・・そのうちに・・・と
 できない理由を くりかえしているうちに
 結局は何もやらなかった
 空しい人生に幕がおりて
 頭の上に寂しい墓標が立つ
 そのうちに、そのうちに、日が暮れる
 いまきたこの道、かえれない
    「一生感動一生青春」相田みつを著より
 
 私にとって、今が「そのうち」かも
 今、今日一日を大切にして行きたい。
 今しか出来ないことを迷わずやって行きたい
 一度しかない人生だもの。 

2002.3.4
 四苦八苦
 昔の人は、現実の生活の中で、いろいろと
 苦労することを「四苦八苦」するなんてい
いました。
 人間の苦しみを大別すると八つあるということです。
 つまり、生まれる苦しみ、老いていく苦しみ、病気になる苦しみ、死ぬ苦しみ、の四つを四苦といいます。(生・老・病・死)
 
それと、次の四
 ☆求不得苦(ぐふとくく)
 求めても得られない苦しみ。欲しいものが手に
 入らない苦しみ。欲求不満のこと。 
 
 ☆五蘊盛苦(ごうんじょうく)
 ありあまる苦しみ、もてあます苦しみ。
 これも大変なんです。 

 ☆愛別離苦(あいべつりく)
 愛する者と別れる苦しみ、肉親との別れ恋人との別れなど。
 
 ☆怨憎会苦(おんぞうえく)
 愛別離苦の反対。
 会いたくない人に会わなければならない苦しみのこと。

 生老病死の四苦と、この四つを合わせて八苦。
 つまり「四苦八苦」といいます。


2002.3.1
        人間にとっての
                道しるべ   
 ひとは黙して座するをそしり
 多く語るをそしり また 少し語るをそしり
 おおよそこの世に そしりを受けざるはなし
 
 人は黙っていてもそしられるし
 しゃべりすぎてもそしられるものであり
 過去・現在・未来にわたって満場一致で
 褒められる人はいないし
 また、そしられる人もいないということを
 説いている。


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