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交野郷土史かるた(ら行)

雷神が 小便かけた いばり石

       雷 
     小 神 
   い 便 が 
   ば か   
   り け    
   石 た    

竜王山の山頂にいばり石という大石があり、その石に穴があいています。
雷神が小便をかけたので岩に穴があいたのだといわれています。
竜王山は花崗岩質の山ですが、この岩石は風化によって穴があいたのです。またこの付近には弁慶が足跡をつけたという伝説の残る弁慶岩もあります。

竜王山は 雨の神

     竜 
     王 
     山 
   雨 は 
   の   
   神 

寺村の東方にそびえる標高318メートルの龍王山(古名 嬰児山みどりごやま)の頂上には八大竜王をまつってあり、古くから干ばつが続くと村人がここに集まって雨乞いをする習慣がありました。またこの山裾にはたくさんの古墳があります。

瑠璃光山 薬師寺に 千体仏

      瑠 
    薬 璃 
    師 光 
  千 寺 山 
  体 に    
  仏   

薬師寺は星田にある小寺院で、山号を瑠璃光山(るりこうさん)と号し、四つの箱に納められた671体の千体仏があります。星田の有力者が願主となり、亡者の冥福を祈って作られたと考えられます。本尊の木造薬師如来立像と共に室町時代の作で、市指定文化財に指定されています。

連判状 残す星田の 若い衆

      連 
    残 判 
    す 状 
  若 星   
  い 田    
  衆 の 

江戸時代の終わり頃、星田村の若者たちが書き残したものに連判状(れんぱんじょう)があります。これは日常生活の「諸法度(しょはっと)」を村の長老たちに誓ったものです。「差し入れ一札の事御公儀よりの御法度のおもむき堅く相守り申す可(べ)く候」からはじまり、勝負事はしない、両親を大切にする等十二条あって、末尾に署名拇印(ぼいん)が押されています。

路傍には 東高野街道 一里塚

      路 
    東 傍 
    高 に 
  一 野 は 
  里 の   
  塚     

平安時代、信仰のため旅をする人の通った東高野街道は鳥羽から八幡を経て、河内に入り、郡津、星田を経て、高野山まで続いています。
そして一里毎に目印として木を植えて、目印としたのが一里塚です。

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