2006年・発掘された日本列島
2007.1.21 大阪府立弥生文化博物館

発掘された展示遺物のスライドショーをご覧下さい!
池上曾根史跡公園
 池上曾根遺跡は、全国屈指の規模を持つ弥生時代の環濠集落として知られています。遺跡の総面積は60万uと推定され、その中心部の約11万uは国の史跡になっています。大型掘立柱建物や巨大丸太くり抜き井戸の発掘をはじめ、土器・石器・木器まど大量の遺物が出土。農耕集落の中枢施設が明らかになるとともに、大溝に囲まれた集落全体の様相が浮かび上がってきました。大型建物の柱が年輪年代測定法により紀元前52年に伐採されたことが判明、古代史に大きな波紋を投げかけました。

復元された大型掘立柱建物と小型掘立柱建物
大阪府立弥生文化博物館
2006年・発掘された日本列島
展示の一部を紹介します


中央は襷を掛けた女性で上着を右手でめくり
性器を露出している様を表現している

古墳時代後期・1500年前 人物埴輪など

古墳時代後期・1500年前 人物埴輪など


山梨県・梅之木遺跡 縄文時代中期 4500年前


山梨県・梅之木遺跡 縄文時代中期 4500年前


福岡市・雑しょ隈遺跡  弥生時代前期 約2300年前
大陸からもたらされた有柄式磨製石剣


新潟県・吹上遺跡 弥生時代中期中葉 2100年前


福岡県八女市・鶴見山古墳 武装石人
古墳時代後期  約1400年前


島根県隠岐の島町・大座2号墳  須恵器
古墳時代後期 約1400年前


藤井寺市・北岡遺跡 金銅五鈷杵(ごこしょ)
鎌倉時代後期  約750〜700年前


仙台市・若林城跡 江戸時代初期 約380年前
平・丸瓦 伊達政宗の屋敷跡
常設展・米作り風景


稲穂を摘み取る石器・石包丁


卑弥呼の楼郭 復元風景