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東京海上、日新火災と資本業務提携を発表
  NIKKEI.NET (2/13) (16:05)

 ミレア保険グループの東京海上火災保険は13日、業界中堅の日新火災海上保険と資本・業務提携すると発表した。2005年3月末までに明治生命保険など同社大株主から発行株式の3分の1を取得する。日新火災の強固な中小企業・個人向け営業網を取り込み、収益力を一層高めるのが狙い。

 同日午後に都内で記者会見した東京海上の石原邦夫社長は「双方の企業価値を増すためにいろいろな形でノウハウの提供やコスト削減を図りたい」と語った。日新火災の野田道雄社長も複数社と提携交渉を進めていたものの「最も高く評価してもらい、提携効果も大きいと判断した」と提携決断の理由を述べた。

 東京海上は6月をメドに日新火災へ役員を複数派遣。損保商品の供給や代理店システム、コールセンターの共通化も早急に進める。子会社の東京海上あんしん生命を通じて生保商品も提供する。日新火災は既にミレアが開発中の新代理店システムに参加を表明済みだが、他分野でも連携を加速する。ただし当面合併などはせずに独立した経営体制を保つ。  (16:05)


関連リンク: (東京海上火災保険の会社概要ホームページ)
(日新火災海上保険の株価会社概要ホームページ)


 ミレアHD傘下入りは念頭にない=東京海上との
資本提携で日新火災
(ロイター)月13日 17:20
 [東京 13日 ロイター] 東京海上火災保険との業務・資本提携を発表した日新火災海上保険(8757)の野田道雄社長は、ミレアホールディングス(8766)傘下に収まる考えはなく、経営の独立性をあくまで維持する考えを示した。
 提携会見で述べた。

 野田社長は、東京海上以外にも内外の複数の相手先と提携を模索したことを明らかにしたが、「合併や統合を前提にした交渉は行わなかった。現在のビジネスモデルを評価、支援してくれる相手を求めた」と述べた。その上で、東京海上との提携について、「ミレアホールディングス傘下に入ることは念頭に無い」と語った。
 一方、東京海上の石原邦夫社長も、「ミレアとは別のかたちで、独立に位置付ける。それぞれの主体性のもとで経営を行うことは意味がある」と語った。株式の譲り受けは、明治生命保険などを相手先としたが、価格については未定とした。

 東京海上と日新火災、業務・資本提携で合意(ロイター)2月13日 17:16
 [東京 13日 ロイター] 日新火災海上(8757)とミレアホールディングス(8766)傘下の東京海上火災は、業務・資本提携で合意した、と発表した。東京海上は2005年3月末までに日新火災の発行済株式の3分の1程度の取得を目指す。

 業務提携では、第三分野商品におけるOEM供給や、医療・介護保険のサービスの共有、コールセンターの共有などが含まれる。
 両社は、生命保険の分野でも提携を進める考え。まずは、日新火災の代理店による東京海上あんしん生命の商品の販売を推進する。
 東京海上は、日新火災のリテール戦略面でも支援を行う。両社は、資本提携にかかわる契約の3月末までの締結を目指す。その後も、それぞれ、独立した損保会社として事業拡大を目指す。
 日新火災は、今年6月の株主総会の決議を経たうえで、東京海上から数人を取締役として招き入れる予定。さらに、個人や個人事業、中小企業などを対象とするリテールマーケットで販売を強化する。日新火災は、東京海上の業務支援を受けながら、取り扱い保険料が1億円未満のプロ代理店・大型兼業代理店、また、取り扱い保険料1000万円未満の兼業代理店を販売網の中核と位置付ける方針。


東京海上、日新火災を傘下に 
05年3月までに株式取得


 損保最大手の東京海上火災は、中堅損保の日新火災海上を傘下に収めることを決めた。05年3月までに日新の発行済み株式の3分の1程度を取得。筆頭株主になり、日新が得意とする個人客向けの取引を強める。日新も今回の傘下入りで東京海上の信用力を後ろ盾にできると共に、医療保険やがん保険など、生保と共通の「第三分野」商品の営業力の強化を目指す。両社は13日の取締役会でそれぞれ再編を決定、午後に発表する。

 東京海上は、日新の筆頭株主である明治生命などから株式を買い取ることで、現在7%弱の持ち株比率を、段階的に引き上げる。

 日新はこれまで明治とは損保商品の供給など業務提携を進めてきた。だが、明治は安田生命との合併を決めると、生損保提携の戦略では日本興亜損保とのつながりを強化。日新は再編に乗り遅れた形になっていた。

 一方で、東京海上と日新はこれまで、インターネットを使った顧客管理のための代理店支援システムを共同開発。また、日新は、東京海上から「第三分野」商品の供給を受けるといった個別分野での提携の実績がある。

 今後、東京海上が役員を派遣するとともに、システムの共同化や生保商品での提携をさらに進める。日新は経営の独自性は維持して社名変更もしない方針だ

  asahi.com (09:33) より

東京海上、日新火災を傘下に  NIKKEI.NET (2/13) (07:06)

 東京海上火災保険は12日、中堅損保の日新火災海上保険を傘下に収める。日新火災の大株主の明治生命保険などから株式を譲り受け、2005年3月までに発行済み株式の3分の1を取得。日新火災が得意とする中小企業・個人向け取引を強化する。主要損保で唯一再編に加わっていなかった日新火災が東京海上の傘下に入ることで1999年に始まった損保再編は第一段階を終える。

 東京海上と日新火災は13日にも取締役会を開いて再編を正式に決定、発表する。


関連リンク:(東京海上火災保険の会社概要ホームページ)
(日新火災海上保険の株価会社概要ホームページ)





東京海上が日新火災を事実上の傘下に



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 損害保険最大手の東京海上火災保険が、業界10位の日新火災海上保険の株式を取得し、事実上の傘下に収めることが13日、明らかになった。2005年3月までに日新火災の発行済み株式の3分の1を取得して筆頭株主となるほか、今年6月をめどに日新火災に役員を派遣する。出資額は約120億円となる見通しだ。両社は13日の臨時取締役会で正式決定し、同日午後に発表する。

 東京海上はグループ会社を含めて日新火災の株式の約6・7%を保有している。今後、日新火災の筆頭株主の明治生命保険や三菱東京フィナンシャル・グループなどから株式を買い取って出資比率を段階的に引き上げる。

 また、これに伴い、東京海上と日新火災は提携関係も強化し、商品とシステムを共同開発するほか、東京海上の生保子会社である東京海上あんしん生命の生保商品を日新火災が販売する。

 東京海上は同じミレアグループの日動火災海上保険と2004年をめどに合併をする方向で検討しているが、日新火災は合併には加わらない方針だ。

 東京海上は、ミレアに合流する予定だった共栄火災海上保険と朝日生命保険が参加を見送り、グループ戦略の見直しを迫られていた。東京海上は日新火災を傘下に収めることで、中小企業や個人向け取引を強化する狙いがある。

 一方、日新火災は、提携関係にある明治生命が、日本興亜損害保険との提携を決めたことから、新たな提携先を探していたが、業界最大手の東京海上との資本提携で信用力を強化する。


  Yomiuri On-Lin(2月13日11:39)
日新火災を傘下に=05年3月までに3分の1の株式取得−東京海上

 東京海上火災保険は13日、中堅損保で中小企業や個人との取引に強みを持つ、日新火災海上保険の発行済み株式の3分の1程度を2005年3月までに取得し、傘下に収めることを明らかにした。同日午後、正式発表する。 

  時事ドットコム(2/13)


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