戻る

平成15年度文化祭
交野古文化同好会展示風景
2003.11.1〜11.3
沢山の市民の方々にご覧頂きまして誠に有難う御座いました。

天野川から開けた文化

人間の文明の発祥をみると、人間は水とは無関係では生存しえなかった。
世界での人間文明をみても、かならず水=川の流域がその舞台を構成している。
エジプト文明にはナイル川が、インド文明にはインダス川が、そして中国文明には黄河の流れがというように文明発祥の地は、必然のように大河の恩恵に浴しています。
 水は人間にとってきわめて必要な資源であります。人間の身体は水がなければ生存できないようにできている。だから、水を集めて水のあるところに定着居住した。
そして生活を快適にし、潤いのあるものにしょうとした。

   すなわち 文化の進歩である。

 もちろん文化というものは、それ自身がひとりで移動したものではない。
人間と一緒に運ばれて各地に定着したことはいうまでもない。
そして川が人間の生活にさまざまな恩恵を与え、人間が川を利用していく間に、川は人間たちによって呼び名をつけられて、親しまれ記憶されることになる。
                      (参考資料 淀川(自然と歴史)大阪文庫参照)

今回は、交野市内を南北に流れる天野川の両面に開けた文化、遺跡、特に古墳時代(前期、中期、後期)にスポットをあててみました。
  展示内容
        旧石器時代〜奈良時代までのパネル、絵図で案内
        森古墳群・横穴式古墳(塚穴)の復元模型
        歴史健康ウォーク50回達成までの歩み
        仏像・竹細工・星田山「古地図」散策マップ
        出土遺物の展示(文化財事業団所蔵)
        ビデオの放映(七夕伝説、交野市内の文化財、風景など


                          平成15年11月1日
                                    交野古文化同好会


「天野川から開けた文化」の趣旨説明と展示写真等
熱心に横穴式古墳の模型などの展示物を見学される方々
展示会場風景(左 文化財の写真・パネル)(右 古墳の模型展示)
沢山の市民の方々が見学され、交野の歴史と文化の一端に触れられた
森古墳群の模型・1/200縮尺 寺塚穴古墳の模型・1/20縮尺
交野歴史健康ウォーク50回の歩みの展示
仏像彫刻・竹細工の展示 出土遺物の展示(文化財事業団所蔵)
星田山「古地図」散策マップ

戻る