交野歴史健康ウォーク 2013.3.30 第128回 交野古文化同好会40周年記念 ふるさと交野を歩く パート[ |
(とき)平成25年3月30日(土)晴 桜の本数 715本 54名参加 |
3月30日(土)10時JR星田駅集合。好天に恵まれ又有名処の花見とあって続々と参加者がこられ、用意したレジメ無くなる。もしかしての思いがあたり追加分がきっちり配布でき参加者全員(54名)にゆき渡る。 当日の解説者堀江哲夫氏の事前説明のあと出発、大谷北大師祠で弘法大師と大井川の道標の説明、山の根の道、布懸遺跡、高岡山の古い話など伺い、星の森の宮で降星伝説、ここには五つの星を祀ってあることなどの説明を受ける。 ここから本日の主題の一つ、傍示川の桜(八分咲き)を鑑賞、旭遺跡、地獄谷川、創造の森を抜け延命地蔵で詳しい説明を受け、いよいよ本日のメインである妙見河原に到着。ほぼ満開にちかい見事な桜をめでる事が出来、皆様満足の様。無事当日の行事を終え、それぞれ帰宅の途につきました。この日の解説者堀江氏のご苦労に感謝いたします。 ※当日、ご案内いただいた堀江哲夫氏のご厚意で、レジメを頂戴致しました。また、写真撮影は、高尾秀司氏、毛利信二氏にお世話をお掛け致しました。記して感謝申し上げます。 |
昨年3月の勉強会にて堀江哲夫氏より「星田の川と桜並木」について、独自に研究された内容を詳しくお話し頂きました。 先ず、星田の川の流域の現状と川の名称と全体図を示され、それぞれの5川の桜の植栽実態を一本一本独自に調査された内容を、手書きの地図上で克明に説明された。次いで河川別の「桜」の植栽数を見事に解き明かしていただきました。その結果、これまで一番多いと見られてきた妙見川堤よりも、傍示川・地獄谷川の植栽数が上回ることが分かりました。今後、数年もすれば傍示川・地獄谷川の素晴らしい桜並木が現出することが期待され、星田の桜の回廊巡りとして3つの魅力ある散策コースが取り上げられました。 堀江さんの講演を機に、今回の歴史ウォークは傍示川・地獄谷川・妙見川堤の星田の桜の回廊めぐりを企画いたしました。今回、予想を上回る沢山の方々に参加いただき本当に有難うございました。 |
昨年3月勉強会 (2012.3.24) 「星田の川と桜並木」 研究発表内容 1.星田の川 2.調査対象 5川の流域 3.調査対象 5川の明治以前の絵図・文献名称 4.星田の川と桜並木の全体図 5.星田の川と桜並木の詳細図、傍示川、地獄谷川、妙見川、天野川、中川の詳細図 6.星田の河川別 「桜」の植栽数一覧 (2011.4現在) 7.「星田の桜回廊」めぐり (桜並木の散策コース) 8.古文献・古地図に見る交野星田の桜 古今和歌集(1)〜 堺県下星田村万分の6図 9.妙見川堤への「桜」の植栽記録 10.妙見川堤の桜の満開日調査 11.傍示川堤の桜の開花日調査 |
「星田の桜の回廊巡り」 散策コース 星田5 河川(妙見川、天野川、中川、傍示川、地獄谷川) <コース1> 妙見川堤・天野川堤・中川堤 全長約3.5 `・桜の本数333 本 *妙見口バス停―(720m)―天野川橋―(810m)―天野川と中川との合流点―(1320m)―星田1−14 の交差点―(308m) 妙見口バス停(1040m) <コース2> 傍示川堤・地獄谷堤・妙見川堤 全長約4.9 `・桜の本数715 本 *JR 星田駅―(330m)―傍示川(大谷北太師堂の橋)―(1350m)―傍示川 (老人ホームきんもくせい前の橋)―(430m)―地獄谷川(南星台2 丁目バス停)―(560m)―妙見宮南側の境界―(1050m)―妙見川(妙見口バス停)―(1170m)―JR 星田駅 *コース2の妙見口バス停からコース1へ連結することも出来ます。 |
当日歩いた行程地図
傍示川・星の森付近で記念撮影
星田の古地図に描かれた妙見河原の桜並木
(天保11年・1840年〜安政5年・1858年までの間に画かれたと推定)
JR星田駅前にて |
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堀江哲夫氏から当日の行程などの説明を受ける |
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大谷北大師祠で弘法大師と大井川の道標の説明を受ける |
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星の森の宮で降星伝説、ここには五つの星を祀ってあることなどの説明を受ける。 |
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老人ホームきんもくせい前で星田旭縄文遺跡の説明 |
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延命地蔵尊での説明 |
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妙見河原の桜並木・妙見口バス停付近 |
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4月1日の様子 |
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当日と翌日(31日)の様子 |
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最後までご覧いただき有難うございました。 |