本日、4月30日、大塚正宸さんより、
お礼の手紙と河北新報社の震災特別写真集を
送りいただきましたので、ご紹介いたします。



下記は、河北新報社 緊急出版 「特別報道写真集」 
発生から10日間の記録 を
一部、参照させていただきましたこと、ご了承ください。

表紙の写真
市街地に折り重なるように打ち上げられた漁船。
津波の威力を物語る=3月12日午前8時40分ごろ、気仙沼市鹿折



            発刊のことば

 3月11日午後2時46分ごろ、三陸沖を震源に発生した東日本大震災は、国内観測史上最大となるマグニチュード(M)9.0を記録しました。栗原市で震度7、北海道から九州にかけての広い範囲で震度6強から1を観測。巨大津波も発生し、東北の太平洋沿岸地域を中心に大きな爪痕を残しました。石巻市や気仙沼市など岩手、宮城、福島3県の主要な港町は建物や車が濁流で押し流されて廃墟と化し、多数の市民が犠牲となりました。深い喪失感に覆われた東北の人々に、放射性物質を閉じ込める機能を失った東京電力福島第1原子力発電所(福島県大熊町、双葉町)の「見えない恐怖」が追い打ちをかけました。
 津波、建物崩壊、火災、放射性物質の拡散、大規模な複数の災害が広域的、連続的に発生するという未曽有の事態に直面し、報道する側も何を取材し、伝えるべきかと自問自答を繰り返しました。
 交通網の断絶や停電に加え、情報通信が制限され、取材には困難が伴いました。東北とともに歩む報道機関として、「被災地の惨状をありのままに伝えたい」「被災者の悲しみに寄り添いたい」という使命感を支えに、記者やカメラマンは泥にまみれ、水につかりながら現場を目指しました。
 この写真集は東日本大震災発生から10日間の東北を中心とした被害の記録です。未曽有の災害の大きさをいち早く伝えるとともに、東北の人々が心を一つに、復興へと歩む一助になれば幸いです。なお本書の売り上げの一部は、被災者の皆さまに義援金としてお送りいたします。
    
                  河北新報社 代表取締役社長
                                一力 雅彦

河北新報社 緊急出版 特別報道写真集 
発生から10日間の記録 を
参照させていただきましたこと、ご了承ください。



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