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天智天皇の漏刻(水時計)を見聞
6/10は、時の記念日で近江神宮の天智天皇の漏刻(水時計)を見聞、境内の時計博物館では、沢山の時計ファンの方々が漏刻の模型や珍しい世界の時計をを熱心見ていた。浮御堂を経て、108メートルのびわ湖タワー(観覧車)に乗って一面青々とした田圃と霧にけむる琵琶湖を見てきました
近江神宮
大津市神宮町1-1/077-522-3725
京阪電鉄近江神宮前駅から徒歩5分/駐車場あり
京阪電鉄の近江神宮前駅北方の森にある。
祭天は天智天皇(626〜671)。皇紀2600年を記念して、昭和15年
(1940)に大津京にゆかりの深いこの地に創建された。
約20万uという広大な境内には朱塗の楼門から始まり、白木造の外拝殿、背後に控えた祝詞殿、本殿などが立ち並び、非常に落ち着いた雰囲気が漂う。また、拝殿から振り返ると、眼前に琵琶湖の雄大な景観が開け、眺めも素晴らしい。
天智天皇は大化の改新を断行し、日本政治史上偉大な業跡を残した政治家である。近江令の制定・戸籍の実施など多く挙げられるが、近江神宮では、漏刻つまり初めての時計(水時計)を作らせたことにちなんで、時計の始祖としても崇められている。境内には、和時計を中心に漏刻台と古今東西3200点の時計と大津京跡関連出土品を常設展示する近江神宮歴史館(近江神宮時計博物館)がある。
また、6月10日の時の記念日には、漏刻祭も行われる。
〈国宝〉崇福寺塔心礎納置品(舎利容器他)〈重文〉白磁水注
漏刻祭(時の記念日)
6月10日の「時の記念日」に近江神宮で行われる。近江神宮の祭神は天智天皇。日本で初めて漏刻(水時計)を用いて時を測った人物といわれており、この歴史的な偉業を讃えて行われている。現在は、時計商などの関係者約200人が集まって参拝する祭になっている。庶民的な行事ではないが、神官や巫女たちによって時計献納や稚楽奏上などの神事が荘重に取り行われる。
問合せ/077-522-3725(近江神社)
近江大津宮錦織遺跡
奈良・飛鳥から遷都された大津京跡
天智天皇が飛鳥から遷都した大津京跡とされています。
この辺りには早くから人々が住んでいたことがうかがえ、縄文時代の遺物をはじめ弥生時代から古墳時代初期の方形周溝墓、古墳時代中期から後期の竪穴住居や溝などが検出されています。大津宮のに関する遺構としては、巨大な柱を埋め込むための柱穴を持つ建物跡、柵、門、回廊、宮内を仕切る大垣、倉庫群、石敷溝が見つかっています。
また、宮の中心となる内裏正殿の建物も検出されています。大津宮の中枢部とされる部分が明らかになったことで、長い間謎だった幻の大津宮の位置がやっと明らかになりました。昭和58年のことでした。
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近江神宮の漏刻 |
浮御堂 |
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