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交野郷土史かるた(ま行)

枕の草子に 野はかた野

     枕 
      の 
    野 草 
    は 子 
    か に 
    た   
    野 

平安時代の歌人で一条天皇の中宮に仕えた清少納言はその随筆枕草子の中で、「野はかた野」と交野の自然のすばらしさを鋭い感覚で簡潔に言いきっています。

見はらしの ひらけた所に 王の墓

     見 
    ひ は 
    ら ら 
    け し 
  王 た の 
  の 所   
  墓 に 

獅子窟寺の北東、仁王門址から北へ分かれた藪の中に二基の宝塔が並んでいます。この付近は昔から百重(ものえ)が原といって、見晴らしがよく古来より、亀山院の分骨陵とか後亀山天皇陵とかいわれ、一般に王の墓と呼ばれています。

昔から かた野の春の さくら狩り

      昔 
    か か 
  さ た ら 
  く 野   
  ら の    
  狩 春    
  り の    

「落下の雪にふみ迷ふかた野の春の桜狩り紅葉の錦を着て帰る」と太平記にもありますように交野地方は昔から桜の名所として知られ、人々に親しまれてきました。現在さくらは市の木となっています。

免除の源 白旗池

     免 
     除 
     の 
   白 源 
   旗   
   池 

白旗の池は交野山の北側にあり、古くから倉治地区の用水として役立てられてきました。 また源氏の滝とあわせて昔からこの景勝は人々に愛されていました。免除川(めんじょがわ)は源をこの白旗池に発し、山間を縫って源氏の滝となり、私部、郡津を経て枚方、村野で天野川に注いでいます。

門長屋 大きな構え 代官屋敷

      門 
    大 長 
  代 き 屋 
  官 な   
  屋 構    
  敷 え 
   

私部に徳川の旗本畠山氏の代官をつとめた北田家があります。敷地約4000平方メートル、馬に乗ったまま通れる高さ2.6メートルの門、白壁づくりの門長屋が続く堂々たる構えです。

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