2010年12/18(土)、市民対象に午前と午後の部に分かれて夫々30名ずつ、年末恒例のお正月の「しめなわ作り」が行われた。早朝から古文化同好会の会員の皆さんが会場や藁の準備をされ、しめなわ作りを指導された。 講師は、古文化同好会の小野香さんと中会長はじめ12名の有志の皆さん。 午前9時30分開始前から続々と市民の皆さんが集合、会場「ゆうゆうセンターの1階ロビー」はあっという間に埋まってしまった。わらを打ち、穂先を揃えて左に捻りながらの左綯い作業は難しく、皆さん、真剣に取り組まれ、小さいお子さんもわらを手に、お父さんやお母さんと一緒に作業を手伝った。 交野市地域ポータルサイト「織姫ねっと」の子連れのママさんの取材を受けたりして、中会長も一日中大忙しでした。 参加された皆さん、見事に仕上がったしめなわを手に、「立派なしめ縄が出来て嬉しいです、有難うございました」と、口々にお礼を言われながらお帰りになった。 来年こそは良い年でありますようにと、みなさん楽しみながらの「しめなわ作り」でした。 |
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「しめ縄づくり」の様子をご覧ください! | |
先ずは、わらを杵でやわらかく打つ作業 |
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藁のシブ取りも大変です! |
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シブを取って「あんこ作り」 |
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会場の「ゆうゆうセンターの1階ロビー」は満員! |
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熱気で一杯! |
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左綯いって、難しいでしょう! |
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立派なしめ飾りが出来上がりました! |
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材料 藁 二束 手順 1.藁を長さ85cm位に切り揃える(一つ目の藁束) 2.しごいて「シブ」を取り除く 3.「シブ」で「あんこ」(長さ15cm位)を3ケ作る 4.根元から15cmを空けて、穂先までを丁寧に藁打ちする 5.穂先を揃えながら、シブを取り除き根元をしっかりと縛る。 6.3分割する(穂先より中程位のところで太さを合わせる) 7.3分割した藁(A、B、C)を右膝で押さえて、それぞれ「あんこ」を入れる。手前のAとBをそれぞれ左綯いしながらしっかりと縄状に穂先まで編み上げる。 8.AとBで綯ったものに、Cを左綯いしながら穂先まで編み上げる。 穂先は針金で格好良く整える。 9.前飾りー出来上がったしめ縄に前飾りをつける。(二つ目の藁束) しめ縄の穂先を左にして、まずしめ縄の中央に適当な藁の本数を選び、手前に穂先が来るように半分に折り、根元をしっかりと結び留める。 10.しめ縄の穂先側は3、中央は5、根元側に7の割合になるように 前飾りを付けて、しっかりと結び留める。 11.最後に、しめ縄の根元と前飾りを綺麗に切り揃えて、出来上がり。 |
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