姫新線の車窓の一枚
たつの市 寝釈迦風景

山田忠男さんよりメールでお便りが届きました!

 暑中お見舞い申し上げます。
ご無沙汰していますが、お元気ですね。 今日は懐かしい風景を転送します。

送っていただいたのは龍高3回生の森川先輩です。
彼は東芝の技術者でしたが、定年退職後、油絵を勉強し毎年100号の絵を新国立美術館で仲間と展示会を開催しています。龍野高校にも寄贈し、玄関口に飾ってあります。

さて、添付ファイルは森川先輩描くものではありませんが、彼が見かけた絵画雑誌の一枚を龍野高卒業生である我々に送ってこられたものです。
 今は亡き友 冨田 邦良君のお薦めの風景でした!
たつの市東觜崎 寝釈迦風景
  絵の月刊誌「一枚の絵」の7月号に「ローカル線の車窓から」が特集記事として掲載されていて、関西方面のローカル線として、和歌山電鉄、南海電鉄、阪堺電気軌道、近江電鉄とJR姫新線が取り上げられ、姫新線は東觜崎駅の北側約600mのところにある屏風岩山頂からの「寝釈迦の風景」の油絵が掲載されています。

 作者は京都の画家で志賀納氏(示現会会員、龍野の茂森さんと同じ会派)、メルヘン的に龍野の山々の新龍アルプス風景が新宮町觜崎の屏風岩山から描かれています。
 揖保川にかかる東觜崎の橋から屏風岩を眺めて、龍野高校に通った頃を思い出しました。
     (龍野高校3回生  森川さんより)
 絵の月刊誌「一枚の絵」の7月号のホームページ


JR姫新線  利用促進・活性化同盟会のホームページ
パワースポット的沿線スポットとして、下記の様に紹介されている。
 
 古くから、この風景を「寝釈迦」と呼び、人々は手を合わせてきたという。
ゆったりと横たわるお釈迦さまの寝姿と豊かな水をたたえる揖保川の流れに、日常の喧噪をわすれ、穏やかな時の流れを感じた。

東觜崎駅から北に約1km。
觜崎磨崖仏の東側、小山の上に古宮天満神社がある。
その境内から左手側の岩場を上ると視界が開ける。ちょうど磨崖仏の上だろうか、断崖絶壁の下に揖保川が見える。
ここからでも寝釈迦の姿は見えるが、もう少し高いところを目指す。

屏風岩の頂上に向かう小道を進む。小さな墓地を抜け、鹿よけフェンスを越え、ゴツゴツとした岩場の道を進む。
ひときわ大きな岩肌を登り、木々が途切れたところで振り返る、「寝釈迦」の大パノラマが見えた。

龍野城がある鶏籠山をお釈迦さまの頭に見立て、両見峠が首、的場山から亀山にかけてのゆるやかな起伏が胸から腹にあたる。
下流のまちを潤す揖保川の流れ、広がる田園風景、そして鉄橋を渡る姫新線の音。

 
屏風岩の頂上からの風景
 
写真、資料集は、
 山の展望・星の展望ブログを参照させていただきました!




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