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弘法大師を祀る・石龕(せきがん)
打上 明光寺の板碑、東高野街道の道標


弘法大師を祀る・石龕(せきがん)
北の大谷のお大師さん実測図<
BR> 東高野街道でも、星田、 打上から南へ向かう街道筋には、弘法大師を祀る石龕が、いまも多く残されている。
地区内では、「お大師さん」と呼ばれ親しまれ今も信仰されている。
像の台石には「四十番」「四十一番」など番号が刻まれている。これは、札所番号で、当時これらの大師像を巡る「八十八ヶ所霊場巡礼」が行われていたと考えられる。
明光寺の板碑・実測図
●古墳時代の石棺材を利用し、それを少し加工し、文字を刻んで碑に仕立てた。材料は凝灰岩。
●偈頌(げしょう) 「天下和順 日月清明」
「伝説 無量寿経巻下」にみえる仏徳をたたえる詩。
打上の道標
JR東寝屋川駅を上った東北方の四つ角に、この道標が立っている。
幅23cm、高さ143cm、安政4年(1857)の造立で各面に文字が刻まれている。
  • 安政四 為父母 施主
  • 南 かうや のさき 大坂みち
  • 東 なら いせ ミチ
  • 北 京 八はた 柳谷 星田妙見

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