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交野の物知り辞典
(よくある質問と回答)


神社、寺、史跡について

  • 岩窟くぐりが出来ると聞きましたが、何処にありますか?
  磐船神社の岩窟は古来より神道家や修験道の行場として知られ、多数の巨石が形作る岩窟は或るところは広い洞窟を成し、或るところは人一人がやっとくぐり抜けれるような狭い穴のようになっており、中には天野川が流れ込み急流となり岩を削り、特別な行法を知らない人でも岩窟巡りをするだけでも行になると言われる所です。まさに神業とも言えるこの岩窟は、現在一般の方でも拝観していただけるようになっています。
 詳しくは磐船神社のホームページの岩窟拝観へどうぞ
  • 古代の神社とは?  今のところ交野地方で天平以前の寺院でわかっているのは郡津の長宝寺、倉治の開元寺、寺の徳泉寺です。
    奈良時代後期の700年代頃(天平時代)には、
    交野地方に尊延寺(枚方市尊延寺)、百済寺(枚方市中宮)、明尾寺(枚方市藤阪)、
    津田寺(枚方市津田)、開元寺(交野市神宮寺)、徳泉寺(交野市寺村)、など六か寺
    があったことは、奈良興福寺の「官務牒疎」に記録されている。
    清水谷の扇状地に建っていたという津田寺から、開元寺、徳泉寺を線で結んでみると
    1800mあり、その間に天平時代三つの大寺が建っていたことは、この付近に素晴らしい
    財源と仏教心豊かな文化人(渡来人)が定着していた場所といえる。
    また、同時代先頃(白鳳時代)、郡津神社の地に、長宝寺が建っていたと言われている。
    残念ながら現在、開元寺、徳泉寺、長宝寺は現存しないが、神宮寺から開元寺の礎石が
    発掘され、また、郡津地区から奈良時代の郡役所である郡衛(ぐんが)調査中、
    白鳳時代の軒丸瓦
が出土した。
    交野郡司の建立した白鳳期の寺院長宝寺があったことを物語っている。
私部住吉神社の大鳥居
万延元年(1860)に再建された
私部口山の鳥居谷から原材を
修羅に載せ、北川の川床を
村中の人が引っ張って
お宮まで運んだ
  • 市内に神社はいくつありますか?
    地区別に主な神社は次の通りです。
    それぞれ、地域の氏神として大事に祀られてきました。
          詳しくは夫々のリンクページを参照下さい。

      私市 →  磐船神社、 天田神社、 若宮神社
      森  →   川東神社(天田宮境内)
      寺
  →   住吉神社(かいがけ道の上り口)
      倉治 →  機物神社(七夕祭り・織姫)
      星田 →  妙見宮(小松神社)、 星田神社
      私部 →  住吉神社
      郡津 →  郡津神社
      傍示 →  菅原神社
  • 交野のえべっさんはどの神社ですか?
    交野戎は住吉神社、星田戎は星田神社です。
    


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