大工さんの雑学講座 U
Ohgu's Zatugaku
阪神タイガース大好きの奈良市の大工(おおぐ)さん
2004年元旦より、(^。^)村ちゃんが登場しました

index 2003.12.1〜12.27 2003.11.4〜11.30 2003.8.11〜11.03
2004.1.31   イラクへの自衛隊派遣承認、衆院を通過

昨日から幾分寒気も遠のいて、日差しもやわらかく過ごしよくなりました。
しかし、来週は再び寒くなるという予報です。暦の上では4日(水)が立春ですが、却って2月の方が冷たく感じることがあります。やはり関西では奈良東大寺・二月堂の「お水とり」が終わる3月上旬までは、寒さは続くと謂うことになります。
4日立春ですが、その前日節分は恥ずかしながら、goldenn weddingを迎えます。小生随分と辛抱強かったのですね。昨夜も家内とその話が出まして、彼女は「私が辛抱した」と主張して譲りません。国会での野党と同じなのです。何でも反対の野党女房と一緒に50年が過ぎたかと思うい、ヤレヤレと、感慨に耽ること暫し、の感がありました。

何でも反対といえば、昨夜から今未明にかけての衆院は、イラク自衛隊派遣承認をめぐって混乱していました。反対する民主党・共産党や社民党は審議不十分として政府に食い下がりますが、元々法案を潰して小泉政権を倒すのが目的の野党ですから質疑を繰り返しても際限がありません。当然与党は質疑を打ち切り採決ということになります。
衆院テロ防止特別委員会で、自民党・公明党の賛成多数で可決されました。そして、イラク復興支援のための自衛隊派遣に関する国会承認案件は本会議で、野党欠席のまま賛成多数で承認、参院に送付されました。
なお、自民党では加藤紘一、古賀誠両元幹事長が採決直前に退席、亀井静香元政調会長は本会議を欠席しました。そして、イラク復興支援費用などを盛り込んだ2003年度補正予算案も野党欠席のまま可決されました。

イラク・サマワの状況は、色いろ情報が流れて、情勢は安定しているとも、自衛隊派遣に反対の立場をとる筋には、今にも自衛隊が攻撃の対象にされるような言い方をするのもあります。ひとり自衛隊隊員は「粛々」(これは政治家の好きな言葉)と任務を遂行しているようです。

古賀潤一郎衆院議員は民主党を除籍されました。民主党はこれを以ってこの件「おじゃん」にしょうとしています。我々国民は気持ちがサッパリしません。彼は議員歳費を如何するでしょう。また、国会休みを利用してアメリカまで大学の単位を取りに行くのでしょうか。単位を取って卒業したとして、選挙時の学歴詐称が帳消しになると本気で思っているのでしょうか。思っているとすれば、彼は根っからの馬鹿(関西ではアホウ)でしょうね。

チョッと言い過ぎましたかねぇ、世の中勘違いはよくあります。一昨日小生、確定申告について、還付請求になると言いましたが、会社の年金が昨年から無くなって、源泉徴収された税額は無くなっていました。だから、税額計算をしてマイナス税額になっても帰ってくる金額はありません。慾ボケしていました。[こんな時、国がこのマイナス税金をくれると良いのですがね]。

今日も気温は高いものの雲が多くて些か鬱陶しい空です。予報では晴れマークでしたがねぇ。今日はこの部屋を当家の野党が掃除をしてくれるそうです。いい野党ですね。そんなことで、これでお終いにします。

(^。^)、村ちゃん、大工さん、金婚式を迎えられ大変おめでとう御座います。どうぞ、これからもご夫婦お元気でお過ごし下さい。そして、素晴らしいお話をお聞かせ下さい。


2004.1.19  「お釈迦」「おじゃん」、いずれもお江戸の下町生まれ

久々に気温の高い、「春待つ」気分にさせる天気になりました。
春待つとは陰気な冬も終わりに近くなって、華やかなのびのびとした楽しい春の来るのを待つ心持を言いますが、冬の終わりには冬を惜しむ情はなくて春を待つ心ばかりです。行く春を惜しむ、夏を惜しむ、秋を惜しむ、成る程冬はありませんね。

物を損じる、壊すことを「お釈迦」にするということは昨日書きました。ならば、計画(もくろみ)や行事などを駄目にするのは何というのでしょう。「おじゃん」にする。そうです「おじやん」にするといいます。
「火事、喧嘩、伊勢屋、稲荷の犬の糞」というくらい、火事はお江戸の華でした。火事を知らせるのには半鐘を打ちならします。遠方のときは二つ、これを「二つ半(二つの半鐘)」、近づくにつれ「三つ半」、「四つ半」、近火になれば「摺り半」といわれる連打の半鐘になります。鎮火すると半鐘をゆっくり二つ打ちます。これを「おしめり」とか「おじゃん」とかいいました。ここからすべての終わりを「おじゃん」、今様にいうなら「パー」になった事を示します。
「お釈迦」「おじゃん」、いずれもお江戸の下町から生まれているのも面白いですね。

昨日の衆院予算委員会は、イラクのサマワ市評議会に関する27日の小泉首相の答弁をめぐって終日紛糾したそうです。川口順子外相の答弁内容と、首相の「サマワ安定」表明と全く食い違う事が野党に付けこまれ、首相や石破長官の答弁撤回にかかわらず、政府内部の連絡調整のお粗末さを指摘され、事態収拾が出来なかったようです。

古賀潤一郎衆院議員の学歴詐称問題は、今日緊急常任幹事会を開いて離党届の扱いを決めるということです。菅直人代表や岡田克也幹事長は、離党届を受理して決着させたい意向ですが、党内には除籍処分を唱える向きも多くあります。しかし、小沢一郎代表代行への配慮も併せて成り行きは離党承認で決着させるのでしょう。

ところで、今年も確定申告の時期になりました。小生の場合は医療費が多いので、還付請求になります。何分医療費の領収証が年間で随分の量になりますので、その整理に時間がかかります。既に税務署から申告用紙が来ていますので、明日はその整理・作成をしたいと思います。と、謂うわけで、明日はメールはいたしません。悪しからず。

(^。^)、村ちゃん、「お釈迦」に続いて「おじゃん」のお話、江戸の下町の歴史が感じられ楽しく読みました。成る程、言葉の成り立ちって面白いものですね。また、これからも、愉しませてください。
そろそろ、確定申告の時期になりましたね。私も、取り掛からなくちゃぁ!

2004.1.28  旧日本兵11人分遺骨、パラオで発見、収集急げ

久しぶりに少し気温も高く、良い天気になりました。
今朝のテレビは各局一斉に、古賀潤一郎衆院議員の学歴詐称疑惑についての彼の対応を問題にしていました。ここでは小生、昨日おおよその批判をしましたので、再び話す気はありません。

それより鳥インフルエンザの方が大変な事になっています。我が国ではストックがあるようで、直ちに食卓から鳥の類が消える事も無いようですが、困った事ですね。

昭和47年1月24日にはガアム島で日本兵一人が発見救出されました。
名古屋市の横井庄一さんでした。28年の間密林で生きていたわけです。
その南西のパラオ共和国ぺりリュ―島で日本兵11人分の遺骨・名入り万年筆や千人針ほか遺品多数が発見されたそうです。厚労省はこれら遺骨・遺品の収集について協議を求めたぺりリュ―州の文書に回答せず放置状態になっていると新聞(毎日)は伝えています。
そして、同紙は収集の法整備を急げと解説し、最後に、小泉純一郎首相は毎年、「靖国参拝」を繰り返し、賛否の議論を起している。しかし、高齢化する遺族のために、「やれるのにできないこと」が外にある。としています。小生もこの意見には大いに賛成です。

話は、がらっと変わりますが、小生元は機関科(高等商船)の人間で、物を作って失敗したときや、壊して駄目にしたとき、「お釈迦」にすると言ったものでした。ところが、何故「お釈迦」なのかは判りませんでした。
ずっと以前、一度何週刊誌だったかのQ&A欄へ葉書を出した事がありましたが、採用されなかったのか、答えはありませんでした。
ところが、最近にある本で次のような解説を見つけました。

『お釈迦とは釈迦牟尼佛(しゃかむにぶつ)、釈迦如来とも尊ばれる、仏教の教祖である。釈迦は元来、種族の名で、牟尼は寂黙の意、如来は行き来るの意で、覚りの世界に在りながら、迷いのこの世界へも救いのためにこられるところから名づけられた。
釈迦は浄飯王(じょうぼんおう)と摩耶夫人(まやぶにん)の太子として紀元前405年の四月八日に古代印度のルンビニ園で誕生された。そこで現在でもこの日は寺々で「降誕会(こうたんえ=花祭り)」と称してお祝いをするのである。
江戸の飾り職人などが蝋付けをするとき、火が強過ぎると接着の半田が流れ、失敗してしまうことがある。こうしたとき、職人は「しまった、火が強かったかな」と嘆く。江戸っ子は”ひ”と”し”の区別ができない。「しがつよかった」は「四月八日」に通じる。そこで、お釈迦の日は「失敗」なのである。』

小生、その正否は知りません。しかし、長年その語源を知らなかった者には本当のように思わざるを得ません。他に何か違った解釈があればお教えください。 
 今日も正午になりました。外は暖かい陽がさしています。  では。

(^。^)、村ちゃん、「お釈迦」にするって、よく言いましたね。だけど、語源は知りませんでした。これはまた、面白いものですね。感心しました。



2004.1.26  古賀潤一郎議員、辞職せず表明…離党・報酬受けず


この頃は毎日書き出しは寒さ、冷え込みのことから始まります。年寄りには仕方が無いことと思いながら、つい、出てしまう言葉です。その上夜早く寝るもので、朝方は4時前後に目が覚めます。夏なら夜も明けますから散歩なり、何なり出来るのですが、真冬は処置なしです。5時にはNHKテレビがニュースを始めますが、それまでは床の中でモタモタしています。天井を見上げて木目を眺めていると、その木目が色いろな流れに見えて面白いものです。

昨日から、どのチャンネルも繰り返し伝えているのは、岸和田市の長男虐待の二ユースです。今朝もこの事件の報道が続いています。父親も虐待を認め、内妻は死んでも構わないと思っていたと自白し始めているそうです。
昔から継子いじめはありました。また、逆に継子いじめと思われるのを心配して継母が実の子を疎外する事もありました。しかし、殺す事まで視野に入れて虐待したとか、実の父親が一緒に殴るの蹴るのは聞いた事がありません。全く異常の事と言えるでしょう。まるで地獄絵を地でいった事件ですね。恐ろしい!。

ここで、8時から古賀潤一郎議員が福岡市の街頭で、自分の学歴詐称について訪米し自分の過去を調べた結果を報告、所信を表明すると云うので、一旦下書きに入れテレビを見てきます。

さて、テレビで古賀氏の街頭演説見てきました。何とも驚きです。小生、かって、北九州に赴任した事がありますが、九州人はみんな潔さを誇りにしていました。しかし、これも時代でしょうか、堕落したのでしょうか。
彼のお涙頂だい的に話した内容は、@民主党は離党します、Aしかし、議員は辞めません、B議員報酬は貰いません、Cペパーダイン大学は19単位足りずに卒業出来ていません、D今後国会が休会の間を利用して不足単位を取得します、と謂うものでした。そこには昨年11月の衆院選挙時、学歴を詐称した事への反省、謝罪は何もありませんでした。
古賀と謂う名は九州北部では名誉ある名と聞いていますし、スポーツマンとしても一廉の者としての小生の認識は忽ち崩れ去りました。
今後民主党の菅さんがどう出るか、自民党の対応は、ゆっくり見さして貰いましょう。
なお、民主党は、26日に古賀氏が自ら議員辞職しない場合は、党倫理委員会に処分を諮り、辞職を促す方針を固めたと言われています。

同じスポーツでも、相撲のほうは、朝青龍は小気味が宜しい。石橋義夫横審委員長は「相撲は非の打ちどころがない。強い」と誉め、心技体の「心」の成長を期待したいとだけ言っています。内館牧子(脚本家)という髪を染めた女の横審委員だけは厳しい注文を付けていたそうです。

石破茂防衛庁長官は、昨日夜、陸上自衛隊本隊にイラク南部サマワへの派遣命令を出しました。来月4日ごろから下旬へかけて逐次出発という事になります。また、海上自衛隊にも派遣を命じ、政府の基本計画に伴う陸海空三自衛隊のイラク派遣手続きは一応終了する事になりました。長らく騒々しかった事もここまで来てしまえば、後は無難に現地の作業が進む事を願うばかりです。
国会では未だに、アメリカのイラク進攻の大義はどうの、小泉首相の言った大義は如何したのと言っている者たちがいますが、現実は既に先へ先へと進んでいます。

それより鳥が大変です。鶏は勿論、アヒル、七面鳥、ウズラ、ガチョウまで、更に、インコなどペット用の小鳥、キジ、ワシ、オウム、ダチョウなど動物園用のものも、鳥インフルエンザ発生国の鳥はすべて、輸入停止となりました。これは平成の大事件ですね。

今日も、やがて正午になります。古賀氏は国会へ出席すると言っていましたが、午後のニュースに興味が沸きます。小生野次馬ですね。

(^。^)、村ちゃん、古賀議員の演説、私も聞きましたが、途中で他局に切り替えました。大工さんが古賀議員の演説内容をきっちりと整理して頂いているのを見ると、これでは世論は納得しないでしょうね。現在までの民主党の対応自体もどうかと思いますね。
また、今朝のTVの生中継など、何の意味があるのでしょうか?疑問に思いましたね。

2004.1.26  この頃、子供への虐待事件が多過ぎる、どうして?

今朝は天気が良くて、放射冷却のために冷え込みはしましたが、陽が昇るにつれ気温は上がり気分の良い朝になりました。ここ4日ばかり押さえつけられていた気分も、ホッと背伸びできた感じです。

今朝の新聞(毎日ですが)トップに「中3 虐待で体重24キロ」とありました。近年子供への虐待や殺傷の事件は日常的にあるようですが、これは酷い、考えられない事件ですね。中3男子の長男に、実の父親が殴る、蹴る、タバコの火を押し付けるなど暴行を加え、食事も与えず、正座で狭い場所に座らせていたと云うのですから、常人には聞くに堪えられませんね。父親(40)と内妻(38)は「未必の故意」による殺人未遂容疑で逮捕されました。
長男は事件前41キロあった体重が、保護時には24キロで衰弱著しく、意識不明の状態だったと云います。ゾットする話です。

更に、5階建て府営住宅の5階から3歳の女の子が母親に足を掴まれ宙吊りにされ地面へ放り投げられたと云う記事もありました。幸い女の子は軽傷で済んだそうですが、母親はビールと大量の精神安定剤を飲んでいたそうです。
先のは大阪府南部の岸和田市、後のは貝塚市の出来事です。

朝青龍は強いですね。昨日千秋楽の一番、栃東立って踏み込んだ途端に後ろ向きに押し出されました。朝青龍全勝優勝。どうにも止らない感じでした。栃東”綱とり”はまだ先の先ですね。日本の国技と威高々の角界のお偉えさん、土俵はモンゴルに完全制覇されましたよ。何とかしなはれや。

大阪府の知事選挙、太田房江のおばちゃんがリードしているようです。江本孟紀さん、野球だけでは無理なんじゃないですかね。阪神優勝のこの気運に乗ってとのお考えかも知れませんが。テニス優勝の看板掲げて衆院に出たお方も学歴詐称で、アメリカまで出かけ、やつれた顔で今日成田へ帰ってきます。
マスコミは騒いでいますよ。

サマワ(NHKはサマーワと言ってます)の陸自先遣隊、無難に任務を進めています。本隊派遣の命令もやがて出るようです。陸,、海、空、夫々イラク復興に国際協力出来て、小生は流石と感心しています。何故なら、それは日本の自衛隊だからです。
そう信じています。

正午になりました。雲が出て少し薄ら寒くなりました。ここらで失礼。

(^。^)、村ちゃん、子供の虐待、本当に惨いことです。こんなことをしでかす親は、どんな神経をしているのでしょうか?勿論、躾はきっちりとすべきでしょうが、今回のケースは言語道断、何たる親か!子供が可哀相でなりません。親の勝手な離婚による、子供への犠牲と虐待。何とかならないものかと、つい頭が熱くなりまね。
今日は、絶好の天候で鶴見緑地まで市民講座で冬の野鳥観察会に出掛けてきました。都会の真ん中の公園にこんなに沢山の野鳥が住みついているなんて、想像もしていませんでした。大きな池の周りには、ユリカモメ、ヒドリカモ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、マガモ、アオサギなど鮮やかな色をした水鳥たちに感動し、また周りの林の中で、キジバト、カワラヒラ、ムクドリ、モズ、ヒヨドリなどを見つけて楽しんできました。勿論、スズメ、ドバトは無数におり、カラスも遠慮がちに飛んでいました。
野鳥たちにも、子供の虐待があるのでしょうか?先生の話では、キジバトの親鳥は採ってきた餌を一旦噛み砕いて消化し、乳状にしたものを親の口に出し、雛が直接親の口に嘴を入れて餌を食べるのだそうです。こんな親子の中に虐待なんてあり得ませんね。人間は、動物以下に成り下がってしまったのでしょうか。
キジバトは哺乳類のようにミルクで子育てします。本当の意味でのミルクではないのですが、ヒナは親鳥の口のなかに自分のくちばしを入れて、1分以上も飲むといいます。このミルクはピジョンミルクとよばれ、植物をそのうという器官で消化したものと、その器官の内壁のはがれたものが混ざったもので、脂肪分とタンパク質を豊富に含んだ理想的なお子様食といえます。


2004.1.25   朝青龍強し、14日目にして14連勝優勝決める

今朝も我が家の辺りは−0,5℃、午前中は小雪が舞っていて、あまり気温も上がりません。この寒気団の居座りは随分長いですね。
先ほどまでテレビで、大阪国際女子マラソンの中継を見ていましたが、裸に近い格好で走る姿を見ていると、見ている方まで寒くなるのでテレビを止めて二階へ上がってきました。
優勝した坂本直子選手=
25日、大阪市の長居陸上
競技場で
(asahi.comより)


昨日人間がBSEに罹るとどんな姿になるのかなァと言いましたが、村ちゃんが変異型クロイツフエルトヤコブ病の事を知らせてくれました。そう言えば、小生も記憶にあります。頭の中でダウンカウの姿とヤコブ病が別のファイルにインプットされていたようで、結び付きませんでした。

大相撲初場所14日目にして横綱朝青龍が、14連勝で5回目優勝を決めました。相手は大関千代大海でしたが、押し出して朝青龍が勝ちました。勝った瞬間、微笑みとガッツポーズがテレビでも見られました。横綱審議委員会の渡辺恒雄委員や内館牧子委員などから”相撲界の非常識”とさんざん言われてきたのを嘲笑うかのように思えました。確かに強い。この14日の間、全くけれんみ無く勝ちぱなして、日本の相撲の土俵を完全制覇しました。いや、制覇されました。なべつねさん、これでも相撲は日本の国技ですかねェ。

寒いので思考が巧く纏りません。今日はこれで失礼します。ご免。

(^。^)、村ちゃん、本当に寒いですね。大阪国際女子マラソン、坂本直子さん(天満屋)が2時間25分29秒で優勝しましたね。マラソン3回目にして千葉に勝ち、30キロからのスパートが素晴らしかったですね。オリンピックの選考は、3月の名古屋大会を経て決まるそうですが、坂本さんの走りは文句なしでした。
大相撲、朝青龍の強さには脱帽ですね。14勝目を挙げてガッツポーズをする横綱には本当に無類の強さを感じました。今度は、横綱審議委員の方が受けて立つ立場になったようで、相撲界の常識とは何かが問われる時になった感がありますね。



2004.1.24  ”純”と”潤”、一字違えば大違い

昨日の朝は風もなく、案外寒さも楽でした。病院へはタクシーで、病院の中は暖房が良く効いていて、ゆっくり耳鼻科と、床屋と、食堂と、循環器内科でくつろいで、タクシーで帰ってきました。病院でくつろぐと云うのもおかしな話ですが、14年も通院したり時には入院したりしていますと、我家の離れぐらいにしか感じなくなっています。

それにしても、この冬の寒気は久しぶりですね。昔は低温警報が出るような時には、年寄りや長い病人などは体調を崩して、亡くなることも多かったのですが、今はエネルギーをドンドン使いますからそんな話は聞きません。
日本人の平均寿命の延びたのも、エネルギーのお陰でしょう。石油や天然ガス、石炭など天然のエネルギー源が枯渇したらどうなるのでしょうね。

イラク復興支援の自衛隊派遣作戦は、今のところ順調に進んでいるようですね。イラク陸自先遣隊の一部が帰国し、報告した事によって、政府は本隊の派遣も決定します。小泉純一郎さん良かったですね。後は戦闘服の自衛隊員が砂漠の中で無事に作戦を進められるよう祈るばかりです。

こちらは、民主党の古賀潤一郎さん(福岡2区)は何ともだらしがないですね。自分の学歴が自分で言えず、アメリカまで、国会サボって、行った結果は自分の嘘の確認とは呆れたものですね。「”純”と”潤”、一字違えば大違い」、こんな言葉遊びは如何でしょう。

奈良市のあやめ池遊園地が、小生78歳の誕生日前日の6月6日に閉園されるそうです。開園は1926年で小生の生まれた年です。おない年ですね。今は同じ市内で不思議な縁です。しかし、小生まだ閉園する気はありません。

鳥インフルエンザはタイやカンボジアでもその発生が確認され、死亡者まで出ています。牛駄目、鳥駄目、そのうち豚駄目になるかも知れません。昔に帰って精進料理ばかり食べましょう。ただし、遺伝子組み替え大豆は遠慮しましょう。

ところで、BSE問題ですが、ダウンカウ(down cow)状態はテレビで見ましたが、人間はBSEに罹るとどうなるのでしょうね。腰抜けの状態になるのでしょうか。人間の罹った話は余り聞いてはいません。知りたいですね。

今日明日はまだ寒いそうです。風邪にはご用心。明日また会いましょう。

アッ、そぉそぉ、村ちゃん、子供のころ袖で水っ洟拭いて叱られたようですね。
小生も同じで、昔は冬寒いので綿入れの着物を着せられていました。その袖で洟を拭くものですから袖口は汚れてテカテカになります。綿入れの着物は簡単には洗えません、5歳年上の姉に「欣ちゃん、また”横なで”してる」とよく言われたものでした。
小学校へ上がるまでは冬は着物が多かったのです。
”横なで”とは洟を横に拭くことです。

(^。^)、村ちゃん、寒い中を通院され大変だろうと思っていましたが、まずまずの天気で良かったですね。それにしても、病院でゆっくりと寛いで来られたという、これは、もう大工さんは患者としては免許皆伝の境地ですね。とは言うものの、この寒さです。風邪には充分ご用心して下さい。
BSEの問題、難しいことはわかりませんが、イギリスで最初にBSEが発見された時、ヤコブ病との関連が発表され大変なことになったことを覚えています。


2004.1.22  三寒四温は昔ほどはっきりしない、
                 四温の気分も味わえない


今日は昨日に引き続き、寒い、冷える厳しい冬日になりました。同じ寒さものどかであった時代と、文明は進んだけれど、どこか気持ちの中に忙しさだけしか持ち合わせていない、現代の人たちは感じ方が違うのでしょうか。

昔から中国東北部(昔満州といった時代もありました)や朝鮮半島の気温には、三日寒い日がつづくとあと四日暖かい日があるというように、寒暖の変化が数日の周期を以って現れますが、特に冬季に於いてこの現象は著しくなります。極寒のなか、四温の日和には街に買い物に出たり、日向ぼっこをする人などあって和やかな感じを与えたものでした。

小生子供の頃には、今のようにエヤ―コンやストーブなどありません。子供は手足を悴(かじか)ませて、息をフウフウ吐きかけて、それでも元気に戸外で遊んでいました。手指に霜焼けが出来てもあまり気にはかけませんでした。家庭の主婦も冷たい水での洗濯や炊事で胼(ひび)われや、皸(あかぎれ)に悩みながら、それでもせっせと家事にいそしんでいました。昔の日本人は強かったんだなァと、つくづく思いをかえします。
今、日本人は脆弱そのものになりました。第一精神的になっちゃぁいません。

ところで、昨日衆院本会議の代表質問で、民主党の松本剛明議員が、米国の小型核兵器問題など8項目を質問し、更に再質問と食い下がるのを、小泉首相は「あまりにも再質問が多い、各委員会で質問して欲しい」と突っぱねました。そのため議場は混乱し、遂に、自民党の小渕優子議員が、黄色い声を張りあげて、「ぎちょー…」、と散会動議を提案しました。それでも野党は納まらず数分間混乱がつづきました。結局この動議に対しては起立多数で、昨日の国会は散会しました。動議提案は女の声の方が透りが良くて宜しいですね。

それにしても、民主党の古賀潤一郎衆院議員、自分の学歴詐称を自分で調べに米国へ行きました。ペパーダイン大学では、在学の事実は認めながら学士号は授与していない、卒業はしていないと言ってます。米国で何をどう調べるのでしょう。自分で自分に聞けば一番確かだと思うのですがね。ドーデショー?。

明日は、小生、診察のため通院します。
メールは休みますので、悪しからず。

(^。^)、村ちゃん、私なんかも子供の頃は鼻水たらして、袖口で拭くもんですからごわごわに汚れて、よく母に叱られたもんでした。霜焼けなんか痒くて痒くて堪らんでしたね。そう言えば最近は日向ぼっこなんてしている姿は余り見かけませんね。
明日もまだ寒そうです。気をつけて病院へお出掛けてください。

2004.1.21  大寒に入り、再び寒気到来しました

今日は1月21日(水)です。昨日「大寒」の入りと書きましたが、間違っていました。今日から「大寒」です。何故間違えたかといいますと、実は「平成十五年癸未年略歴」を「平成十六年 甲申年略歴」に取り替えていなかったためでした。(これは机の上に貼り付けています)。訂正します。耄碌して年の代ったのも忘れていました。
尤も、小生、昔から新年1月には、よく年月日の年を間違えたものです。因みに今年は皇紀二千六百六十四年、(閏年)です。

イラクへ入った復興支援の陸自先遣隊は早速活動を始め、オランダ軍に警備・案内されながら順調に作業を進めているようですね。

今朝、テレビが或る高校で教師が勤務時間中に、学校近くの食堂でビールを飲んでいたと伝えていました。2年あまり前から続けていたと云います。そして懲戒免職になったそうです。先生のご乱行については、昨日も書きましたが、教職者すべてがそうだとは言わないまでも、今や、学級崩壊でなく、学校崩壊ですね。情けないです。

先日、地域の或るグループから、回覧が廻ってきました。見ると、「会員各位殿」宛になっていました。変ですね。そうです、各位は皆様、皆様方と謂う意味ですから「殿」は要りません。「各班ごとに」も「班ごとに」とか「各班に」でいい筈です。
こんな言葉づかいは、ツイうっかり日常の中でしてしまうものです。
テレビのニュースで自動車事故を伝えていました。その中で「後ろへバックした」ところと、言っていましたが、「前へバック」出来るものですかねェ。
 一番最初に … 最初に、一番に     犯罪を犯す … 罪を犯す
 今の現状は … 現状、今の状態は   被害を被る … 害を被る
 車の車間距離 … 車間距離       最もベストだ … ベストだ、最高だ
 コラム欄 … コラム(コラム=欄)    不快感を感じた … 不快を感じた
 電気の電源を切る … 電源を切る    振り向きかえる … 振りかえる
重複した言葉は、案外知らぬうちに使っているものですよ。ご注意、ご注意。

再び寒くなって、小生気が乗りません。この辺で誤魔化します。ご容赦を!。

(^。^)、村ちゃん、年の初めはよく年度を間違えるもんですね。昨日の新年会でも、今年の4月の行事を来年の4月というように間違いをしました。今年の散策会の下見を昨年の12月にやり来年の行事だというように頭に固定されてしまっているのでしょうか。現役時代にも、挨拶でよく間違えたもので恥ずかしい思いをしたことが何度もありました。
今回は、重複した言葉の間違いですね。
これは日常、結構間違いをしていますね。会員各位殿は、良く見かけますね。
気をつけたいものです。
2004.1.20   今日は「寿限無」の噺でお茶を濁します

今日は日差しもあって比較的暖かい朝を迎えました。しかし、明日からは再び冷たく寒い日が週末まで続くと予報されています。冬は長いものと昔から思っていました。今日は「大寒」の入りです。

昨日、テレビで、通常国会での小泉純一郎首相の施政方針演説を聞きましたが、特に目新しい事はありませんでした。既に今までから小泉内閣が、取りつづけ、言いつづけていた事をおさらいしたようなもので、また、小生の特に批判する点も無いのですんなり聞いておりました。野党や、自民党内でも、所謂抵抗勢力はそれなりの批評・反対を唱えていますが、それはそれで、あっても仕方ない事でしょう。

復興支援の陸自先遣隊がイラクへ入りました。その映像がテレビで伝えられていましたが、サマワへの車列はオランダ軍に警護され物々しく感じました。
これを伝えるマスコミは、サマワへ入った「自衛隊に”何が”待ち受けているのでしょう?」と、何かが起こる事を期待しているかのような事を言っていました。
確かに、マスコミは「何か」が起こらなければ仕事にならないのですね。事件が無ければ成り立たないのがマスコミです。因果な職業ですね。

昔、小生子供の頃にはテレビはありません。ラジオの演芸放送で大人も子供も冬の長い夜を送ったものでした。浪花節、講談、漫才など、特に記憶に残っているのは、徳川夢声の「宮本武蔵」の朗読でした。懐かしいです。

落語などは、大人に人気があったようですが、子供にも「寿限無」と謂う噺は興味がありました。子供に長い名前をつける噺ですが、子供は何度も「おばあちゃん、”じゅげむ”教えて」と、聞き覚えたおばあさんにねだったものでした。
フト、思い出して書いて見ました。
「寿限無寿限無、五劫(ごこう)の摺り切り、海砂利水魚の水行末、雲来末風来末、喰う寝るところに住むところ、ヤブラコウジのブラコウジ、パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナの、長久命の長助」。
井戸端で遊んでいる子を呼び戻そうとしたのですが、名前を言っている間に子供は井戸へ落ちてしまったと言うような噺だったと思います。

昔は、長閑でした。このごろは、学校の教師が教室で、女子生徒にワイセツ行為をする、教師が校長に強請(ゆす)りを行う、情けないですね。人の名を長く付ければ、世の中ノンビリするかも知れませんね。

(^。^)村ちゃん、「寿限無」のお噺、面白いですね。子供の頃、良く聞いた噺でしたが、大工さんはすべて、フルネイムを覚えておられたのですね。素晴らしい記憶力に驚きです。
今読んでみても、はっきりと読めません。
NET検索で早速調べてみました。読み方は次のようです。
「じゅげむじゅげむ ごこうのすりきれ かいじゃりすいぎょのすいぎょうまつうんらいまつふうらいまつ くうねるところにすむところやぶらこうじのぶらこうじ ぱいぽぱいぽぱいぽのしゅーりんがん しゅーりんがんのぐーりんだい ぐーりんだいのぽんぽこぴーのぽんぽこなーのちょうきゅうめいのちょうすけ」 な〜んと長いですね。


2004.1.19   陸上自衛隊先遣隊、いよいよ今日イラク入りする?

今朝は夜中からの雨は止んでいました。雲も広がっていましたが、やがて晴れ間も出てきて薄いながら日差しもあります。何より小生にとって有難いのは空気が乾燥していないと云うことです。

昨日の濁音の件、どう続けられましたか。小生は次のように続けました。
 ボウズはつるつる ホースはスルスル
 独楽(こま)に溝あり 胡麻(ごま)に味噌あり
 賢人は文化の時代 原人は噴火の時代
 貯める水筒 垂れる水道
 サルにミスあり ザルにミズなし …サルも木から落ちますね。

さて、クウェートに入っている、イラク派遣に備えた陸上自衛隊先遣隊は、装備など物資が昨日午前中に到着したのを受けて、今日にもイラクのサマワへ向けイラク入りをする様子です。サマワは比較的落ち着いていて、日本に好意的だと云うことです。警備にあたっているオランダ軍の司令官も、自衛隊の安全確保には万全を期すといっています。自衛隊の安全を祈りたいと思います。

バグダッドでは、昨日(日本時間午後2時)中心部の米英占領当局(CPA)本部のゲート前で、自動車爆弾を使ったテロ攻撃があったと報じられています。

今日から通常国会が始まります。テレビでは午後2時から「政府演説」が中継されます。ジックリ聞きたいと思っています。

今日発売予定の週刊誌で、大相撲の横綱・朝青龍(23)がプロレスラーのアントニオ猪木とスーツ姿で握手する写真が掲載されると云うので、またまた角界の常識破りと問題になっています。
小生は元々相撲業界の封建制には批判を持っています。横綱はハワイやモンゴル出身者に占領されているではないですか。何が日本の国技ですか。土俵の外では羽織袴でなくても、それなりのキチンとした服装であれば良いではないですか。相撲業界の時代離れした体質は、いずれ相撲ばなれを起すでしょう。

やがて昼です。日差しが強くなりました。気分よく「政府演説」を聞きます。では。

(^。^)村ちゃん、今日はみつわ会の新年会に出掛けて、その後打ち合わせなどしておりましたので遅くなりました。
濁音の問題、全部出来ませんでした。成るほど、成るほどと感心するばかりです。日本語はいろいろと面白いですね。
相撲業界のこと、大工さんの意見に賛成。何時までも、古いしきたりばかりを振り回しているようでは、将来性ありませんね。私も相撲が好きで、交野市の郷土力士の成績速報を毎場所、ホームページに記載して応援していますが、横綱・朝青龍(23)の振る舞いに要らぬ神経を尖らしすぎではないでしょうか?
今まで以上に、外国人力士が増えてくることは予想されることです。もっと、国際色豊かな国技として、発展するよう意識改革が必要ですね。


2004.1.18   明日から通常国会が始まります、イラク国会でしょ


昨日の雪は午後には消え、風もなく、ただ冷える、本当に底冷えのする夜になりました。今朝も±0.0℃でした。それは「冬だからだよ」と言われてもやはり寒いです。血管が細くなって血流の悪い足は、階段を上がり下りするのに危険を感じます。
ところで、村ちゃん、従兄弟さんのお嬢さんが震災で亡くなられていたんですね。知りませんでした。お悔やみ申し上げ、ご冥福をお祈りします。

日曜日でテレビ各局の番組を回して見ていましたが、取り立てて云う程の事も無く、二階へ上がってきて、PCに向かいました。今は、日がさして少し気温も上がってきました。さて、何をメールしょうかなというところです。

明日から通常国会が始まります。会期は6月16日までの5ヶ月間ですが、自衛隊のイラク派遣承諾案件とイラク支援費などを織り込んだ’03年度補正予算が審議され、いきなりの「イラク国会」になるでしょう。共産党や社民党の反対は判りよいのですが、民主党の言い分は、今の時点で考えれば極めて難解です。民主党がドイツやフランスに働きかけて、国連主導のイラク再建へ持っていけるのか、と問いたいですね。
道路公団民営化、年金改革、国と地方自治体の税財政に関する「三位一体」改革など課題は一杯です。ジックリ見させて貰いましょう。

共産党が「綱領」を変えました。君主制に反対し「天皇」を認めず、共和制を唱えていましたが、当面、「頬被り」しょう、自衛隊の解散も「頬被り」をしょうと言ってます。狼が羊の縫ぐるみを被ったようで、気色が悪いですね。

北朝鮮を訪問していた外務省職員4人のうち北東アジア課職員が昨日夜、帰国しましたが、「拉致」問題は前進なしのようです。家族会総会でも、北朝鮮提示の「平壌出迎え」案は「論評の価値なし」として、政府間交渉を求めています。

さて、句読点の話はしましたが、濁音(だくおん)の、あるなしでも日本語は
意味を随分と変えます。
 ハケに毛があり ハゲに毛がなし…その通りですね。
世の中は、澄(す)むと濁(にご)るで大違いですね。
 フグにドクあり フク(福)にトクあり。
 人は茶を飲み 蛇(ジャ)は人を呑む。
面白いですね、エッ、面白くないですか?。ではご自分で考えて見てください。
 ボウズはつるつる ホースは…?
 独楽(こま)に溝あり 胡麻(ごま)に…?
 賢人は文化の時代 原人は…?
 貯める水筒 垂れる…?
 サルにミスあり ザルに…?

むかし、中国や朝鮮半島の人々が、日本語を話すとき、濁音が出せなかったのを思いだします。例えば、15銭はチュウコセン、金盥はカナタライでした。
日本語も昔は濁音がなかったようですね。

詰まらん事を言いました。
また、明日メールでご機嫌を伺います。 バイバイ。

(^。^)、村ちゃん、従兄弟の娘のことで気に掛けていただき有難う御座いました。大学の卒業論文(谷崎文学の研究・猫と庄造と二人のをんな)を書き上げ、ホッとして就寝した明け方彼女は亡くなったのでした。倒壊した家屋の中から卒論を探す日々が続き、やっと20日ほどして見つかり母親が学校に届けて卒業が認めらたそうです。5年後、阪神・淡路大地震を風化させないために、母親は「恵子、さよならも言わずに」と400頁を超える鎮魂記を著した。
明日からの国会審議を見守りたいですね。また、いろいろと出てくるでしょうね。
今日は、昨日に続きまた、また、濁音の問題、面白いですね。
2004.1.17    13年前と9年前の今日、こんな事がありました

昨夜から風もなく、深深と静かであった周りの景色は、今朝は真っ白い雪になっていました。雪の日は案外寒くは感じません。
今日は1月17日、思い出の中で大きなウエイトを持つ日です。その思い出に二つの事があります。

@ 平成3年(1991)1月17日。前年12月19日に県立奈良救命救急センターへ心筋梗塞で運ばれて初期処置を受け、新年7日から奈良県立病院でリハビリを始めました。既に4人部屋へ移され外見上は正常人と同じでした。ただ、食事だけは心臓疾患の病人食で、病棟の長い廊下を毎日歩いていました。既に、STAGEVで、50mを1分間で、日に3回歩きます。それで、心拍数が120以上になると、次のSTAGEに進めなくなります。

そんな時同室者のテレビが「多国籍軍、イラク全土空襲」「トマホーク100発、2500機出撃」を伝え、小生は湾岸戦争に突入を知りました。放映されるビデオの画は、実に綺麗なものでした。前の大戦中経験した空爆の空の色とは全く違って、赤みはなく、闇の中に緑がかった青い閃光、黄色がかった赤い炎、小生は心臓の悪いのも忘れて見入っていました。
「砂漠の盾」は「砂漠の嵐」と呼び名を変えられました。

A平成7年(1995)1月17日。5時ごろ目が覚め、その後ウツラウツラしていましたが、突然激しい揺れを建物の軋みと共に感じました。地震です。激しい。「何所だ」と一瞬心臓が、動悸をうちました。本棚の上の二匹の犬の人形が床に落ちました。しばらくして揺れがおさまったので、ラジオを点けました。
5時46分ごろ、淡路島を震源とする地震があったと伝えて、神戸は震度6.マグニチュード7,2.奈良は震度4でした。震度4の範囲は広く異常の出来事と思わせました。テレビやラジオは盛んに阪神地区の被害の模様を報じ始めていました。西宮の長男と弟に電話を入れても、既に全く架からなかったのです。

当日病院で検査の予約があったので、兎に角病院へ行きました。検査は腹部のエコーだけで、終わって直ぐに家へとって返し、昼過ぎにやっと長男の方からの電話で連絡が取れました。長男は倒れてきたタンスの下敷きになって、脱出に随分時間がかかったようです。幸いだったのは、嫁と5歳半になる長女は嫁の実家(高岡市)へ行っていて難を逃れました。今でも、フッとあの時嫁や孫が家に居たらと思いドキンとするこたがあります。人間の運、不運なんて道端の小石に蹴躓くようなものでも、チョッとした弾みで結果は大きく変わるものですね。
高岡では大人の話に影響され、テレビの映像を見て、「7人の小人」のぬいぐるみ人形どうなったかと心配していた孫娘も、この春には中2になります。

西宮市西山町の弟や、芦屋市の甥たちも無事でした。小生の身の回りでは家具類の損壊はあったものの、一人の怪我人も無かったことは幸いでした。
当日の新聞(毎日)夕刊には、「近畿で大地震M7.2」「震源は淡路島、神戸震度6」「死者439人 不明580人」、また、同紙の「グラフ兵庫県南部地震」には「烈震急襲 都市ズタズタ」「猛火 地割れ ビル倒壊」などの文字が躍っていました。死者不明者の数は日を追って変わり、1ヶ月経った2月17日、
兵庫県警のまとめは
     兵庫県   死者 5392人、  行方不明者 2人
     大阪府   死者 18人     行方不明者 0人
     京都府   死者 1人      行方不明者 0人
死者・不明者合計で5393人でしたが、現在、最終犠牲者としては、6433人と伝えられています。都市部における大災害時の、犠牲者把握が如何に難しいかのよい例でしょう。
当時長男が小生の方へ頼んで来たことは、清水用のポリタンクでした。食料、衣類は何とかなるが、給水車でくれる水も、容器がなければ取り込めないというのです。しかも現地では手に入らなくなります。石油に使っていたものは使えません。
小生は奈良で20g4個用意してやりました。後日返して来たものを2個、我家で清水用として確保しています。

そんな事々を思い出す、雪の朝でした。 いま、11時30分、雪はまだチラチラと落ちてきます。静かです。

(^。^)村ちゃん、今朝は天気予報どおり、まわり一面銀世界!こちらでは、本当に珍しいことです。早速、カメラに周りの景色を収めました。
 湾岸戦争は、もう13年前になるのですね。長野支店に赴任中、新年の挨拶回りの中で知りました。TVに映る、青い閃光が暗闇に走る画像が印象的でした。
 痛ましい阪神大震災は忘れることのできない大きな災害でした。当日は、息子が東京へ出張だと言うので、早めに起きていて大きな揺れにビックリ。幸い、自宅は何事もなく、京阪電車も遅れがちながら運行しており、淀屋橋へ出て徒歩で出社。時間が経つに従って神戸を中心とした被害状況が判明。暗然とするばかりだった。
 帰宅して、従兄弟の長女が倒壊した家屋と箪笥の下敷きになり亡くなった事を知り、暫くの間信じられず、何もしてやれなかったことに悔いが残った。従兄弟たちは朝早くから亡き娘の慰霊に手を合わせ、追悼行事に参列しています。

2004.1.16  北朝鮮は「帝国主義者の力の論理には
              力で対抗する」そうです

今朝も、と言うよりも、毎日寒いですね。「それは冬だから」とは判ってはいるのですが、こう言わずにはおれないくらいこの冬は冷えますね。
北海道のみなさんはお疲れさんです。テレビで見ていて大変だなァと思い、お見舞い申します。

鳥インフルエンザの被害が出た山口県は、鶏の処分に大変なようで、作業員を倍増して作業を急いでいるようです。が、穴掘って埋めた鶏の数はどの位になるのでしょう。後世の人が(考古学者かもしれません)この穴を見っけて、これは貝塚ならぬ「平成の鳥塚」だと大発見を自慢するでしょうね。
夕べ鶏の水炊きで食事しました。美味かったァ。みなさん、寒いときは鍋物に限ります。
なお、渡り鳥からの感染は考え難いと、専門家は言ってるそうです。ベトナム、台湾、韓国なども、この鳥インフルエンザが出ています。その関連は説明出来るのでしょうか。古くは、香港、ドイツでも鶏の感染はあったようですね。

連日「拉致」家族の帰国問題が騒がれています。北朝鮮側は「3月20日までに」帰国させたいと言っていたということです。衆院議員平沢勝栄さんは帰国後に、他の出席者から聞かされたと言いますが、新年以来何度もテレビに出ていたのだから、「もっと早ようにいいなはれ。小出しにせんとー」、と言いたいですね。
北朝鮮の労働党機関紙「労働新聞」は15日、「帝国主義の威嚇攻勢に戦いもせず白旗を上げたり、国防力を自ら放棄、武装解除する国もある」と述べ、リビアを非難しています。金正日将軍は、カダフィ大佐より利口なのか、それとも阿呆なのか。いずれ、後世「鳥塚」と共に歴史家が評価してくれるでしょう。

昨日のメールの練習は、
T、1 明日、留守番に来てください。    2 明日留守、晩に来てください。
U、1 寝台車、すぐ手配たのむ。        2 死んだ、医者すぐ手配たのむ。
V、1 明日、雨がふる天気ではない。    2 明日、雨が降る。天気ではない。

例、「裏庭には二羽、庭には二羽にわとりがいる」
漢字は日本の文明・文化の母親です。日本語は漢字抜きでは判りません。小生は国語や漢字を勉強したわけではありません。80年近い年月、日本人の社会で日本人として育てられ、教育を受けて来ました。その間に言葉、文字から日本の伝統文明、文化を吸収してきました。最近、漢字を知らない、漢字が書けない子供が増えているようで情けなく思っています。
矢鱈、漢字を使うのもいけませんがね。(この矢鱈は当て字です。やたら、が正)

(^。^)、村ちゃん、昨日の漢字テスト、7割の正解でした。本当に句読点は難しくもあり、また大事なものですね。良い勉強になります。
衆院議員平沢勝栄さんの話、言われるように、なんか小出しに出てきますね。「拉致」家族にとっても、あーだこーだと振舞わされる様なことのないように、しっかりと政府が国として対応をはかるべきですね。


2004.1.15  我が家の庭に鳥が来なくなった。どうして?


今朝も大変な冷え込みで、これこそ真冬という感じでした。幸い天気は良くて、お日さんが昇ると共に少しは気温も上がりました。二・三日前の乾燥も和らいで小生には優しくなりました。

テレビで見ていると、鳥インフルエンザは最初思っていたより、ご大層な事になっていますね。島国日本はSARSやBSEは水際作戦で防げますが、鳥(渡り鳥)の侵入には税関も検疫もありませんから大変です。既に国内にウィルスは入っているわけですから、これまた、大変です。
毎年秋から今の時季になると、雌雄1対の「ひよどり」が庭に居着いて、山茶花や椿の花の蜜を吸いに来るのですが、今年は来ません。そして、「ひよどり」に、いつも追っ払われていた「めじろ」も寄りつきません。ピラカンサ(ピラカンサス)の赤い実
「千両」の赤い実も「ぴらかんさ」「南天」の実も、今ごろはすべて「ひよどり」に食われていたのに今年は皆無事です。今朝、目が覚めて床の中で、「ひよどり」たちインフルエンザに罹っているのではないかなァと気になりだしました。
本来、小生は気が優しいのですね。  …笑わんでください…

北朝鮮との拉致問題は、少し動きが見え出して来たようですね。昨年の暮に中国・北京で北朝鮮の鄭泰和と会談した平沢勝栄議員に対して新たなアプローチがあったようです。外務省は別な問題で平壌に入っています。あのルートこのルートで事態の推移が図れれば幸いなのですが、北朝鮮はしたたかです。彼の国の揺さぶり作戦には乗せられないように。

大阪の府知事選挙はきょう告示です。予定されている有力3人は、現職の太田房江(52)・弁護士の梅田章二(53)及び参院議員の江本孟紀(56)です。今の段階で、小生何れが可とも言いませんが、今までの実績を見ても現職を不可とするものではありません。投開票は2月1日(日)です。

メールを書いていると思うのですが、知らないうちに句読点、特に句点を打って文章を細切れにしてしまいます。ある場合、その方が判って貰い易いと思いますので、遠慮なく句点を使っています。
しかし、句読点も打ち所によっては、その文章の意味を全く変える事もあるので注意をしています。小学校で習うのが「ここではきものをぬぎなさい」
@ここでは、きものをぬぎなさい(着物)
Aここで、はきものをぬぎなさい(履物)

では、みなさん練習して見ましょう。(多分ご存知と思いますがね)
T、あするすばんにきてください
U、しんだいしゃすぐてはいたのむ
V、あすあめがふるてんきではない

同音、類音語を重ねたものは、句読点と漢字を使うと意味が取り易くなります。
例えば、「うらにわにはにわにわにはにわにわとりがいる」

判りましたか。明日またメールします。その時正解を付けます。(11.00)

(^。^)、村ちゃん、今朝も冷えましたね。長野と富山に足掛け5年間、単身赴任していましたが凍てつくような寒さには本当に参ったものです。いつか寒さにも慣れっこになりましたが、こちらへ帰ってきて身体がまた元へ戻ってしまい、この2,3日寒さが身に凍みます。
鳥たちの動向も気になりますね。まさか、風邪で倒れたのでもないでしょうに。
文章の句読点は難しいですね。
特に、問題のUなんか、本当に意味が違ってきますね。


2004.1.14  鳥インフルエンザのウイルスは韓国・ベトナムと同型?

昨日は随分寒い思いをしました。朝、日の出前は−1,5℃で、終日気温は上がらず、西風が強い嫌な天気でした。空気の乾燥がひどく、小生には最悪の条件でした。若い頃はこの位の寒さには負けることなく、ズボンの下は夏に穿くクレープの、所謂、ステテコで過ごしたものでした。むかし、年寄りの背中を丸めた姿を見て、年を取るとだらしが無いなァ、などと思っていましたが、いまや、自分自身がそんな姿になっているのかと、愕然とした気持ちになります。今朝は2,5℃でした、風はありません。

昨日お話をした、西宮神社の「福男」妨害騒動は、さらに、エスカレートして、大阪市消防局への抗議の電話やメールは800件を超え、さすがに同消防局も捨て置けぬと「スタート時に行き過ぎた行為があった」として、本人ほか12名を口頭注意にしました。「当たり前」でしょう。(この当たり前の言葉あとで注釈をつけます)。なお、「一番福」認定書は本人が既に神社側に返しています。今後は火事場や救急現場へ駆けつける訓練をして欲しいですね。

山口県の鳥インフルエンザの脅威は更に拡大しています。SARSは野生動物から人へ、そして人へと拡がるようですが、鳥インフルエンザは野鳥の移動によって、鳥類の間でウイルスが拡がり、そして人にも感染すると謂うから厄介者ですね。
牛は駄目、鶏も駄目、消費者は魚に向かうかと、既に魚市場が値を上げる傾向にあるようです。
自然を破壊し、環境を悪くして、遺伝子組み替えだとか何だとか、競って来た人間どもに天の帝が「罰」を下されたのでしょう。─自然の逆襲です─
厚生労働省は国立感染症研究所感染症情報センターのHPに、病気の説明や予防法、日常生活での注意点などを紹介する「Q&A」を掲載しています。
感染症情報センターのアドレスは次の通りです。
         http://idsc.nih.go.jp/others/topics/flu/QA040113.html

北朝鮮による日本人拉致問題をめぐっては、昨年暮に自民党の平沢勝栄衆院議員らと、鄭泰和(チョン・テファ)日朝交渉担当大使ら北朝鮮高官との間で行われた、中国・北京における会談の後は、具体的に目立った動きはなく、拉致被害家族の心配、焦り、怒りは幾ばくかと同情しております。早く解決の目途が立てばと願っています。

「当たり前」と「当然」との関係は?。
江戸時代でしょうか、その頃、字を習いかじった連中が、「当然」と書くべきところ「当前」と書きました。人が悪かったのでしょうか、当時の文化人は、これをわざと、「あたりまえ」と読みました。以来、今では「当たり前」と云う言葉が「当たり前」に通用するようになったと云います。偶然の間違いから出来た言葉も案外あるものですね。
「ぼうふら」は漢字で書くと「孑孑(げつげつ)」と書きますが、本来は「孑□(げつきょう)」と書いたのだそうです。【この□(きょう)の字は子の字の一の左側の無い字ですが、小生のPCでは出せません】それが何時か、誰かが□を孑と見間違えて書いたまま現在に至っていると謂います。江戸川柳に
「同じ字を書きボウと読みフラと読み」と謂うのが残っているそうです。

空に雲はありますが、日差しもあって、穏やかな冬の日になりました。
やがて、正午になります。また、明日メールします。

(^。^)、村ちゃん、鳥インフルエンザの被害拡大は野鳥の移動によるそうですが、現代文明の飛行機より早い伝染力には驚きです。仰るように、自然の逆襲ですね。子供の頃、田舎の家ではどの家でも庭先などで鶏を飼い、自然の恵みを受けていました。毎朝、産みたての暖かい卵を手にした時の満足感を今も鮮明に覚えています。
当たり前、面白いですね。文字(言葉って)、本当に生き物なのですね。
また、また、「ぼうふら」、こんな漢字お目に掛かったことありません。「きょう」の字、この字ですね。ちょっとPCで検索したら出てきましたが、ホームページには文字として認識しませんので画像で表示しました。先日の白川先生の文字講話といい、大工さんのお話といい、本当に興味津々です。


2004.1.13  人間は今や動物のウィルスや病源菌に追われている

三日ばかりメール休みました。
毎日随分と寒く、乾燥していて、小生には大変つらい事でした。何がと言って、乾燥が一番つらいのです。切開した気管は、モロに乾いた空気を吸い込むわけですから堪りません。
今日は久しぶりに、雨で湿度が上がり安心しています。
家内の方の風邪は、小生がやかましく、「暖かくして寝ておれ」と言い続けて一日寝ていたので、ケロッと良くなりました。はじめは「ごたごた」(この言葉最後に解説します)と言って、小生の言うことを聞かなかったのですが、「改源」なる売薬を飲んで寝たのが良かったのです。良くなりましたご放念を。

十日には、えべっさんの総本山、西宮神社では朝、開門と同時に信者の者たちが、本殿まで駆け込んで「福男」をねらいます。これは古い行事でえびす信仰に根ざしていますが、最近ゲーム化して若者のパホーマンスの場になっているようです。次第に加熱して、今年は、大阪市消防局の消防士平慶彦(22)=大阪府四条畷市南野2=が「一番福」を手にしました。
ところが、この消防士の仲間のグループが、他の参加者の走り出しを妨害したとして、大阪市消防局へ抗議の電話が80本余りもあったようです。
テレビも各局、開門時の画像を映していましたが、確かに水色のスポーツウェアを着た数人が肘を張ったり両手を広げているのが見えました。
この行事はチームプレーで行う競技ではありません。西宮えびすを産土神(うぶすながみ)とする小生は大いに遺憾です。(この男「福男」を返上したそうです。勿論そうあらねばなりません)。

話は前後しますが、石破茂防衛庁長官は9日、イラク復興特別措置法に基づき、陸上自衛隊の先遣隊と、航空自衛隊の本体に同時に派遣命令を出しました。このことは去年に筋書きが出来ていたわけで、予定どおりで今更、小生意見はありません。

寧ろ驚いたのは、半年前の鶏卵が、冷蔵保存されていて、5万個も市場へ流されていたと云う事実でした。京都府城陽市の山城養鶏生産組合が、昨年6月に採れた冷蔵保存の卵約5万個を「12月2日採卵、11日賞味期限」のラベルを付けて、京都、大阪両府のスーパーや生協などへ出荷していたと言うのです。我々消費者は何を食べさせられているか判りませんね。腹痛や下痢を起したと30名余りが訴えているそうです。

続いて今度は、「鳥インフルエンザ」の話です。農林水産省と山口県は12日、山口県阿東町の採卵鶏農場で病原性の強い「鳥インフルエンザ」が発生したと発表しました。既に半月で鶏6000羽が死んだと言います。

牛はBSE、鯉はコイヘルペス、ハクビシンからはSARS、人間は今や自然界から袋叩きになっているようですね。しかし、考えてみれば、人間も自然界の産物、ひとり、人間だけが好いこと出来る訳も無いでしょう。

三日の間、そんな事を考えていました。やはり世の中「ごたごた」してますね。

さて、「ごたごた」とはよく使う言葉ですが、一体どういう言葉なのでしょう。
元々は人の名前から出ているといわれています。むかし、武家のの間に広く禅宗が普及した鎌倉時代、建長寺(鎌倉)では、宗から来た兀菴普寧(ごったんふねい)なる僧が禅宗布教にあたりました。ところが、この僧の説教は、クドクドしていて、まとまりがありませんでした。。そこで鎌倉武士たちは、話が回りくどく、こんがらがっていると、これを「兀菴・兀菴(ごったん・ごったん)する」と言い合ったそうです。これが「ごたごた」に転化していったと言います。
また、一説にはこの中国僧の入山をめぐって紛争があったので、こう言ったともあります。

さらに、「ごたごた」は「ごた」の畳語で、「ごた」は「ご宣託」、「ご託」の略だと謂う説もあります。みなさん、話としてはどの説が面白いと思われますか。

(^。^)、村ちゃん、奥さんの風邪早く治って良かったですね。3日ぶりの大工さんのお話、なかなか含蓄があり、また、ごたごたの説は、大変面白く読みました。


2004.1.9  早いもので、明日は十日えびすですね

今朝は冷えました。気温はこの冬初めて0℃を割りました。小生の長年の経験の中では、お正月は比較的暖かくて、「ゑべっさん」の頃に冷え込むことが多かったように思います。昔は雪が積もる事もありました。勿論生暖かく雨の事もあり、「今年は泣きゑびすやなァ」と言った事も幾度かありました。
阪神電車の西宮えびすカード
西宮生まれの小生には「十日ゑびす」の賑わいは、子供の頃の懐かしい思い出の一つです。慶応元年生まれのお祖母さんから聞きましたが、ゑびっさんは裏からお参りすると、「エエ福があたるんやで」との事です。それで小学生の頃、西宮えびす(今は「ゑ」ではなく「え」ですね)神社の本殿の裏へ入った事があります。そこは森の中ですが、やはり人が入るのか、小道がついていました。ここで商売人さんは板張りの社を手で叩き、「今年はエエ福おくんなはれや」「たのんまっせゑべっさん」などと大きな声でお願いをします。ゑべっさんは裏取引がお好きだそうです。

今年は景気にも弾みが付きそうで、天気も良く、明日の「十日えびす」は賑わう事でしょう。また、奈良・若草山の山焼きは明後日11日です。

家内の風邪が良くならず、小生久しぶりに自炊生活のようになりました。
今日はこれで失礼します。
なお、10〜12日はメールを休ませてもらいます。悪しからずご了承ください。

(^。^)、村ちゃん、奥さんの風邪の快癒を祈ります。
どうぞ、お大事になさってください。
こちら交野でも、交野えびす(住吉神社)、星田えびす(星田神社)さんが賑わいます。今年も福を貰いに行きます。

2004.1.8   年取って婆さんに寝込まれると心細い

三日の間、±0.0℃が続いた日の出前の気温も今朝は4.0℃と平年並みになりました。しかし、昼間の気温は上がらず、今日は大変寒い日になりました。
今では言葉も忘れられていますが、小生子供のころの小学生は殆どの者が「しもやけ」で、手や足を腫らしていました。しかし、至って元気で校庭を駆け回っていたものです。戦後30年ごろになると「しもやけ」と謂う言葉は聞かなくなっていましたね。今では死語でしょうか。
豊島処分地の採掘現場を視察する小泉首相。右は真鍋・香川県知事=8日午前11時26分、香川県土庄町の豊島で(asahi.com)


一昨日家内が風邪を引いたと言いましたが、半病人の年寄りである小生は、家内に寝つかれると大変ですから、何とか暖かくして寝かせようとするのですが、反って煩がって言うことを聞きません。強情なのか、小生の今までの仕打ちに反発しているのか、女は年を取るとしぶとくなりますね。
しかし、今の小生には「嫁はんが命」です。若い頃は一杯飲んで「出て行け」などと言った事もあったようですが、忘れました。

拉致問題は昨年暮から少し動いて来ていますが、昨年12月に、北京で北朝鮮当局者と会談した超党派の「拉致議連」事務局長、平沢勝栄衆院議員(自民)に対し、北朝鮮側から「次回は拉致議連会長の平沼赳夫前経済産業相と会いたい」旨再会談の要請があったと云います。官邸も関心を持っているようで、膠着状態の拉致問題にも一脈の筋が見えてきたとも思えます。
しかし、帰国した5人の子供たちだけの問題では、拉致被害者家族会がどうまとまるか、横田家族会代表たちと、蓮池・地村さんサイドとの発言に多少の温度差が気になります。世の中は難しいものですね。

今日は確かに寒いです。風は午後には止んだようですが、机に向かっている小生も、上体は暖房で温かいのですが、足もとは冷えてきます。室内の上と下の温度差も気になります。今日はここらで失礼します。では。

(^。^)、村ちゃん 奥さん寝込まれて大変ですね。お見舞い申し上げます。一日も早く快癒されることを祈念致します。
拉致問題も今年は動きそうですね。北朝鮮側に何か思惑があるようですが、早く解決に結び付けばいいのですがね。
今日は、小泉首相は、豊島処分地の視察に出掛けたのですね。
今朝の【小泉内閣メールマガジン 第123号 2004/01/08】新年にあたって(参照)
今日は瀬戸内海の小さな島、豊島(てしま)を訪問します。大量に不法投棄された廃棄物をどうするのか、私が厚生大臣の時にその解決に向けて取り組みを始めましたが、去年の秋からようやく廃棄物を掘り出して処理していく作業が本格化しました。
小泉内閣が政権発足以来掲げる「ゴミゼロ作戦」や不法投棄撲滅への取り組みをアピールする狙いだそうだが、各家庭から出た正月明けのごみの山は凄かったですね。とにかくごみを出さない、少なくする工夫が第一ですね。


2004.1.7  平成の御世も15年過ぎました


日の出前の気温は三日続けての±0.0℃でした。天気は大変に良く次第に気温が上がって、室内の日差しに当たっていると、いつか眠気に誘われそうになります。室内楽のCDをかけていると、ぼんやりして来て、メール打つ手の指がkeyを探しています。

昭和64年(1989)の今日、午前6時33分、裕仁天皇は吹上御所において崩御(87歳)されました。ここに「昭和」は終わり、そして新天皇明仁が即位して、元号を「平成」と改め、8日から「平成」は始まりました。
新元号「平成」は首相官邸で7日午後2時37分、時の小渕官房長官が発表しました。テレビに写った、大書した「平成」の字と、小渕官房長官(今は故人)の顔が印象に残っています。あれから15年か、と、時の移ろいの速さに改めて感慨を深めました。

昨日メールを書いて終わろうとしている時、地震がありました。後で,階下へ降りたら、家内が風邪を引いたと蒲団を敷いて寝ていました。「地震があったやろ」と聞くと、「らしいけど、大した地震やないやろ」と云うのです。二階では、やはりちょっとした地震だったのに冷たい返事でした。横揺れだったので、臥せっている者にはあまり感じなかったようですね。
それにしても、こちらの意気込みを外されると、ガクッとくるものですね。

政府は昨日、イラク復興特別措置法に基ずく陸上自衛隊派遣へ向け、今月中旬に先遣隊約30人をクウェート経由でイラク入りさせる計画を自民・公明両党に提示しました。両党の了承によって、石破茂防衛庁長官は9日に先遣隊の派遣命令を出し、16日にも民間機で出発させる方向で調整を始めました。
復興支援とは謂いながら、戦闘も可能の自衛隊が国外へ派遣される日が、遂にやって来ました。賛否色いろありますが、小生は反対ではありません。
グローバルに考えて一つの成り行きでもありましょう。でも、犠牲は出来るだけ出ないようにと願っています。

信濃の善光寺と謂います。信州の善光寺とは言いません。田中康夫・長野県知事は、奇を衒うことがお好きですね。民主党の内閣に入閣したり、変なバッチを付けて粋がったり。マァ、小生はどうでもええけどナ。

SARSの騒ぎはあまり大きくならずにおさまっています。しかし、流行するとすれば此れからでしょうから、油断はなりません。BSEについても多少牛肉の値が上がっていますが、吉野家などは別にして、一般には無関心のようですね。日本は平和です。

今日は此れで失礼します。
良い天気が続いています。明日も天気でしょう。

(^。^)村ちゃん、元旦からこちらでは良い天気が続きますね。今日は久しぶりに交野の山に入り古墳の確認に出掛けましたが、交野市史の考古編に書かれている内容の通りには中々難しくて難航しました。再度、出掛けることとしました。
もう平成の御世が15年経ったのですね。昭和天皇が亡くなられた日の朝のことですが、朝早く出勤してまもなく電話が鳴り、「おめでとう御座います」と言うべきかどうかと迷いながら受話器を上げたとたん、大きな男の声で、突然ゲラゲラと笑ってプッツンと切られた。プーンと音を残した受話器を耳にしたまま、唖然とした。何を思って電話を掛けて来たのだろうか。一日中、不愉快な思いをしたことを今も思い出します。
平成の世の中とは程遠いことばかりが次から次へと起きています。何時になったら平成の世の中になるのでしょうか。

2004.1.6   今日は「小寒」の入りです

今朝は一段と冷え込みました。外気は±0.0℃で、昨日と同じでしたが、風も無く、放射冷却の為か一面に霜が濃く降りていました。毎冬思うのですが、霜はカラーベストの屋根には降りますが、瓦の屋根には降りません。
今日は「小寒」の入りです。これからひと月、寒い、冷える、動脈硬化の年寄りには我慢の日が続きます。

今日の毎日新聞は一面トップに「一般市民SARS感染」、中国・広州で確認と報じています。昨年7月にWHOがSARS制圧を宣言して以来、一般市民の感染確認は初めてだそうですが、困った事ですね。
感染源はやはり「ハクビシン」だそうですが、広東省は省内の1万匹に及ぶ「ハクビシン」の処分と、野生動物を食べさせる飲食店の全面閉鎖を決めたと言う事です。さすが去年の反省で、中国の処置は速かったようです。それにしても広州の野生動物市場で、警察に押収される「ハクビシン」も可哀想なものですね。
なお、香港から帰国したフィリッピン女性が一人SARSの疑いで隔離されたとあります。

北朝鮮の問題は「核」は勿論ながら、「拉致」問題も今年は、早い機会に解決して欲しいものです。昨年暮からの動きでは、中国が今までより、多少北朝鮮との距離を取り始め、北の我が国に対するアプローチも非公式ながら、従来より焦りを見せているようにも思えます。
干支さる
東京・大阪とも証券市場は極めて順調な滑り出しで、今年の経済に明るさを見せました。或る大臣は庁内の年頭訓示の中で「煽てなくても申は木に登る」と「豚も煽てリャ木に登る」をもじった言い方をしていましたが、「猿も木から落ちる」こともお忘れなく。

年頭、テレビ局の街頭インタビューや著名人と言われる人達に、色いろな質問をしていましたが、受け答えは年寄りよりも若い者の方が、また、酔っ払いが上手ですね。率直に答えるのが良いのでしょう。何か思い入れを挟んで間を取り,ご大層にする返事は頂けません。
スポーツ、特に大相撲などでの会話、
「初日は、固くなるでしょうね」…「そうですね、どうしても緊張しますから」
「中盤戦ではどうですか」…「そうですね、リラックスしますから」
「十日目ぐらいからはまた固くなりませんか」…「そうですね、優勝が
かかっていますからね」
質問のたびに「そうですね」と言う人は案外多いようですよ。

天気は午後も良く、日差しもあるのですが、気温は上がりません。さすが寒の入りです。風邪をひかぬようご用心ください。
いま(14.50)、地震がありました。ここ奈良は震度4と云うことです。

(^。^)村ちゃん、そろそろ大工さんからメールが届く頃かなぁと、思っているところへゴーッと風が吹いたかと思ったら、ぐらぐらっと来ました。奈良・三重が震度4でこちら大阪は3とか。
近年にも東海・南海地震が起きそうだと言われており、地震には神経質になります。イランでは4万人ともいわれる人が亡くなっていますね。我々の身の回りでも、地震はいつ起きるかもしれません。
私宅では昨年、箪笥を納戸に納めました。阪神大震災では、就寝中にふいに襲われて箪笥の下敷きになり沢山の方が亡くなったと聞いています。
次のような年賀メールを頂きました。
「日本にも近年中に大地震が起こることを予知しておられます。遠い国の出来事ではないんだと改めて防災に配慮した日々を送りたいと、新年にあたり家族で話し合いま した。」
今年は、申年、猿は昔から「まさる(=魔が去る、の意)」と呼ばれ厄除け・魔除けの信仰を受けてきたそうです。(平田さんのよもやまばなし) 
どうか平和な1年であることを期待したいものです。


2004.1.5  アア、お茶漬けが食べたいなァ…新年雑感

今日は五日。NHKテレビのニュースでは「仕事始め」と言っていました。
小生、昨日は「御用始め」と書きましたが、なるほど、「御用始め」とは官僚基準の言葉ですね。暮には「仕事納め」と言っていたのでしょうか。
気が付きませんでした。小生世代の古さを痛感しました。

お正月の「おせち」の残りは困りますね。暮にもお話したように、うちの妻(さい)も年をとったので、暮の「おせち」づくりは手を抜いて、殆ど外注品で用意しました。ところが子供、特に孫たちが大きくなると、夫々お正月の企画があるようで、「お年玉」を貰うと、精々食べて、早々に退散していきます。年寄りの相手はして居れんと言うのでしょうか。特に飲酒運転の罰則が強化されて、息子まで所在無さに早々引き上げていきます。
後には、年寄り二人と「おせち」の残滓がありました。

ところが、この「おせち」外注品ですから、日持ちをよくするために、味付けが濃く、年寄りの口には不向きです。
ゆうべ(4日目ですよ)も夕食のテーブルの上は、「おせち」の残滓を小奇麗に纏めて大皿に盛ったものが出ていました。老妻のその努力は認めますが、小生にしてみればあまりにも惨めに思えて「何か(外に)ないのか」と言いました。すると「海鼠ならある」と言うのです。「何でそれをハヨ出さんのや」と言いながら、見ると既に切った海鼠をパックしたものでした。
昔は、鮮魚屋では海水をはった桶に何匹か入れて売っていたものですが、今は、切り身にしてパック詰めかと是も驚きでした。「コノワタ」は望むべくもありませんね。
酢海鼠
「海鼠」には一つの想い出があります。47〜8年前、「海鼠」を料理した事がありました。子供が出来て妻が手をとられていたので、酔っ払っていた小生が、イライラの中で、如何すれば良いか判らず、兎に角「ヌルヌル」を取らねばと、擂鉢に入れ、塩をふりかけてよく揉みました。すると如何でしょう。「ヌルヌル」は更に「ヌルヌル」になって、しまいには握った手の指の間から「ニュルニュル」出てくる始末でした。それは「海鼠」のチューインガムそのものでした。

今日は「おせち」から逃れる事が出来るでしょう。何かあっさりした物が欲しいですね。小餅を焼いて焦げ目をつけて、温かいご飯にのせて、海苔ふりかけて、塩かけて、煎茶の香りの良いお茶かけて、サラサラ―と食べてみたい。正月明けの望みは小さいですね。これも年ですかねェ。

あんな、こんなのお正月も、今日になれば過ぎた事、暖かい冬の陽が窓一杯に差し込んで、ご町内いつものとうり静かです。

明日あたりから、ニュースも多くなりましょう。小生、後361日今年もメールで、お耳(お目)を汚します。お付き合いの程宜しくお願いいたします。

(^。^)村ちゃん 昨日のクイズの回答、「あいうえお」読めないって言ってた人、遅ればせながらご披露します。
あ…海女・海人の「あま」の「あ」。  い…海豚の「いるか」の「い」。  う…海胆の「うに」の「う」。え…海老の「えび」の「え」。  お…海髪の「おご」の「お」。

「海鼠」(なまこ)って、読めました?漢字って、難しいですね。ちゃんと漢字で名前がついているのですね。子供の頃、「なまこ」はどうしても食べられませんでしたね。見るだけでぞーっとして。成人して?お酒が飲めるようになる頃には美味い!美味い!と食べるようになったのも不思議なものですね。


2004.1.4  今日一日は、おまけのお休みです

はや、四日。普通には「御用始」で内閣を始めとし、各官庁において御用始めを行います。勿論、民間の会社や銀行・団体も業務を始めます。しかし、今年は今日が日曜日に当たりますので、「御用始」は明日になります。勤労者にとっては一日休みが多くなり、徳した気分になるでしょう。
いずれにしても、三が日、先ずは穏やかな天気の良いお正月でした。

イラクではやはり不穏な情勢が続いているようで、米軍ヘリコプターが1機打ち落とされています。
我が国の空自先遣隊の情報などが少ないのですが、明日以降再び世界は目まぐるしく動いてくるでしょう。北朝鮮の動きも少しは違ってくる気配もあります。

小泉純一郎首相の靖国神社参拝は、マスコミの喧伝に応えて、中国は「批難」を、韓国は「遺憾」の意を表明してくれました。日本のマスコミは恰も「きじ」のようでありますな。「きじ」も鳴かずば撃たれまい。
案外「きじ」は官邸あたりで、意識的にマスコミを使ったのでは、と考えると話は面白くなりますね。

昨日のクイズは如何でしたか。【答】、「あいうえお」 です。
あ…海女・海人の「あ」。  い…海豚の「い」。  う…海胆の「う」。え…海老の「え」。  お…海髪の「お」
ここで、も少し説明しましょう。みなさん、海女・海人・海豚・海胆・海老はご存知でしょう。しかし、海髪(おご)は説明しておきましょう。
「おご」は「おごのり」とも謂います。紅藻類の海藻で、暗紅色で細い紐状。数多の枝があり乱れた髪の形をしています。熱湯で鮮緑色になったものをサシミのつまに使います。みなさん何所かでサシミのつまでお目にしておられると思いますよ。例えば、活き魚造りの大鉢などで。
「海」のつく語は多いですね。海豹・海驢・海狗・海象・海馬・海鼠・海鰻・海牛などなど。お読みになれますか。まァ、読んでみてください。

明日からは今年の本番。頑張ります。
みんなも頑張ってね。バイバイ。

(^。^)村ちゃん 夕べも夢を見たのですが目が覚めると覚えていません。これで今年の初夢は見たけれど、はっきりしない内に終わってしまいました。でも、今年も元気に楽しく皆さんとのお付き合いをしたいものだと念願しているところです。
4日が日曜日ということは、一日余分に休めることになり良い休養日になりますね。我が家では、年末から息子の嫁の実家に帰っていた孫たちが、今日やってくるのでやっと正月気分になるのだろうと期待して待っているところです。
ところで、昨日のクイズ、折角ヒントを貰いましたがはずれました。
『海海海海海』を、「あいうえお」と読めるのですね。なーるほど、感心しました。海髪(おご)なんて言葉知りませんでしたね。確かに活き魚造りの大鉢などでは見かけたことがあります。
「海」のつく語は、お寿司屋なんかに行くと大きな湯飲みの周囲に魚編の字が書かれているのを良く見かけて読んだりしてものですが、中々覚えられません。明日からまた、頑張りましょう。

2004.1.3  良い「初夢」を見ましたか

今日は「三日(みっか)」、1月3日です。「三ヶ日(さんがにち)」は一日・二日・三日の総称です。

今朝方見た夢を「初夢(はつゆめ)」と言います。みなさん、いい夢を見ましたか。
むかしは、二日の夜に枕の下へ「宝船」や「獏(ばく)」の札を敷いて寝て、吉夢を得ようとしたそうです。もし、悪夢を見たときは、この札を水に流しました。これは、その年の吉凶を占うものです。
小生は残念ながら、夢を見ませんでした。今年も夢の無い一年でしょう。

地方または時代によって、「節分」の夜から「立春」の暁に至る夢をさす説もあります。現在では一般の人は一日の夜から二日の朝にかけて見る夢をいっているようでもありますね。

昨日は、二日酔い気分で色いろお話しました。酔っ払いが「くだを巻い」ていたとお考え頂いて結構です。正月ですからお許しください。
今日はこれくらいのご機嫌伺いでご容赦願います。

あまりにも、愛想がありませんから、問題を一つ出しておきましょう。『海海海海海』が読めますか?。「海」という漢字は、「カイ」「うみ」と読みますが、これを五つ並べた時は、あなたはどう読みますか。こんなクイズご存知かも知れませんが、知らない方は考えてねー。(正解は明日)
 【ヒント】海の生物や海で働く人でお考えください。

【くだを巻く…(糸車のくだを巻く音がぶうぶうと音を立てる事に結びつけて)酒に酔ってとりとめのない事をくどくどと言うさまを言います】

(^。^)村ちゃん、一日、二日とも夢を見ましたが、何かうなされた様な苦しい夢でしたがはっきりと覚えておりません。夢ほど不思議なことはありませんね。今晩こそ良い夢を見たいものです。
海のクイズ、分かりませんね。何か世界地図にでも関係することでしょうか。明日を楽しみにします。


2004.1.2   もっと、国旗「日の丸」をたてよう!!


昨日元日には、日の出と共に国旗「日の丸」を門先に掲げました。日の丸を掲げるのは、小生の役割で、戦後も欠かしたことがありません。(一度だけ欠かしました。平成3年は救命救急センターに収容されていました)。
最近と言うよりは終戦後、一般家庭で国旗を掲げる家は殆ど見なくなりました。現在小生の住まっている町内では、当家一軒だけのようです。何故?。役所や公共の建物・鉄道の駅などには国旗が揚がっています。学校は?。そして、きのう日の丸を掲げてから、直ぐに新年の挨拶をメールしました。

今日は正月の二日、元日ゆっくり休んで掃除もしません。だから、二日に始めて新しい箒をとります。俳句では初箒(はつほうき)が季語にあります。
しかし今では便利な電気掃除機がありますから、昔の趣は全くありません。
年よりは頭が固いから、古い日本のしきたりを何とか続けて行きたいと思いますが、若い者たちは、全く無頓着で時には反抗的です。

話は変りますが、昔はお正月に人に出会うと「お餅は沢山食べましたか」と挨拶したものです。『餅』は日本人の食生活の中で、大きなウエイトを持っていました。
『餅』がそれぞれの家庭の経済力のバロメーターにもなっていました。「餅を沢山食べた」ということは、昨年は景気が良かったことでした。「餅も食えなんだ」と言うのは商売が「サッパリでした」を意味しました。

戦後、インフレの中で、勤労者が暮に「餅代」よこせと企業に迫ったのが、いつか越冬資金に代り、今では年末賞与になってます。『餅』が出発点だったのです。
その『餅』が今では、全く疎んじられ、正月の「お雑煮」に、「○○ちゃんお餅幾つ入れる」とお祖母さんが聞くと、「お餅いらん」と答が返って来ます。
お祖父さんお祖母さんが生き抜いてきた苦労の時代は若い人たちには、理解出来ない、理解しょうとしない訳ですね。雑煮より「おせち」の中身です。

一年の行事は屠蘇(とそ)に始まると謂われました。屠蘇は中国から伝来した正月の『儀式』です。蘇という名の悪鬼を屠ったとか、悪い鬼を屠って死者を蘇らせたとか、或いは、1600年前の三国時代に中国で流行した悪疫を名医であった華陀(かだ)なる者が屠蘇の処方をして死者でさえも蘇らせたことに、始まるとも謂われています。屠蘇器
酒は清酒が普通ですが、味醂を使う所もあり、熊本では特産の赤酒が使われるそうです。屠蘇袋は漢方薬店などで、白布の三角袋に薬を入れて売っていますが、ズーット昔は夫々の家で紅絹の三角袋に入れ、端に糸をつけてぶら下がるようにした上で、これを屠蘇器の弦(つる)に結びつけ、酒に浸して味と香りを付けました。今は殆ど屠蘇を使わないようです。いきなり、燗酒、そして、ウイスキーやビールでご祝儀を済ませます。年末にはデパートには朱塗りの屠蘇器が商品として並べられてはいます。家では床の間に淋しく飾られています。

昨日テレビを見ていると、突然ニュース速報のテロップが映り、小泉純一郎総理が、午前中に靖国神社へ参拝すると伝えました。
小生、思うに誰が靖国だろうと、日蓮宗の寺(公明党の場合)だろうと、西本願寺だろうと、恵比寿さんだろうと、お参りするのは勝手でしょう。いつも小生思うのはマスコミが詰まらぬ事を、あげつらうから、となりの韓国も、中国も騒がない訳にはいかなくなって、「にぽん首相、靖国へ参るけしからんあるよ」となってしまうのでしょう。これは小生の感想です。公人ですか?。私人としてですか?。世の中に、これほど間抜けた質問があるでしょうか!!。 
村ちゃんどう思う。

【訂正】2003.12.25、8行目(fast foodo)は(fast food)の誤りです。大学院生の孫娘に指摘されました。ハズカシイです。

(^。^)村ちゃん あぁ!いきなり質問ですか?
その前に、fast food訂正しておきました。なんか英単語って間違いやすいですね。私も気付きませんでした。

今日の大工さんの話は、最初に国旗の話が出て、昔ながらの伝統的な正月風景など興味深い話から小泉総理の靖国参拝で、いきなり質問ですね。
国旗の話は、まず法制化する、しないと一時大々的に取り上げられたり、国旗掲揚の問題で校長先生が自殺をされたりしたことを覚えていますが、その後さしたる動きもなさそうですね。
 今日も古文化同好会の初歩きで交野から枚方市内を歩いて、特に気にして見たわけでもありませんが、国旗を立てている家は何処にもありませんでした。私宅でも、小さい国旗を結婚した当時買って、祝日には玄関先に建ててお祝いをしていましたが、もう何年も建てたり祝ったりの習慣は忘れています。
小泉総理の靖国参拝問題は事あるごとに、マスコミが神経質までに大きく取り上げ、特に、01年の8月15日に参拝するかしないかで、日にちをずらした参拝日の様子はTVでも中継したりして国家的な問題として取り上げられ、特に中国から大きな批判を浴びたりしましたね。この参拝問題については、一国の首相がどんな行動をしようがいいじゃないかでは、おさまらない事だと思っています。ただ、言われるように、マスコミが公人ですか?。私人としてですか?など詰まらぬ事を取り立てて報道するのはどうかと思っています。
よく、昔はお屠蘇(とそ)気分で・・・、とよく言ったものですが最近の正月風景は本当につまらなくなりましたね。



2004.1.1 2004年の新春を迎えてご挨拶

新年おめでとうございます。
先ずは、杯をあげて、貴家ご一同様のご繁栄をお祝いします。 乾杯!

俳句の歳時記(虚子)に『去年今年(こぞことし)』と云う季語があります。
「いかにねておくるあしたに云ふ事ぞきのふをこぞとけふをことしと 小大君」。これは後拾遺集にあるそうです。
そして、倏忽(しゅっこつ)のうちに年去り年来ることを感じた言葉であると説明しています。小生も毎年、特に年を取ってからは、この感が強くなってきました。

今年も、みなさんお元気で、宜しくお付き合いの程をお願いいたします。 
                                     敬白。
…【倏忽とは犬の走るさま、速いと云う意味です】

(^。^)村ちゃん、明けましておめでとう御座います。
大工さん、今年も辛口で一刀両断、気持がすっきりするエッセイをどうぞよろしくお願い申し上げます。
倏忽って、難しい言葉ですが、私も毎年実感するそんな年になりました。

ホームページ へ戻る