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広報 かたの 特集シリーズ

里の石仏さん
「交野の石仏たち」
「里の石仏さん」と題して
歴史民俗資料展示室のボランティア解説員が
市内の石仏たちを紹介します。
各月の紹介地区
下記の各月のテーマをクリックして下さい。↓
5月 傍示、かいがけの道
6月 私市[1] 弘安地蔵さん、ほか
7月 私市[2] 磐船神社
8月 私部
9月 神宮寺、石仏の道
10月 森、寺、山根の道
11月 星田[1] 境内仏
12月 星田[2] 星田の石仏さん
1月 倉治[1] 交野山の巨石
2月 倉治[2] 倉治の石仏
3月 郡津、東高野街道筋

 

石仏さんツアー
第1回 かいがけの道(5月23日開催致しました)
第2回 石仏の道(9月26日、開催)
第3回 星田界隈(1月29、雨で中止)
石仏の専門誌を販売

 文化財事業団では、市内の石仏をまとめた文献「交野市の石造文化財I・II」(I=500円、II=600円)を販売しています。
販売場所・問い合わせ 文化財事業団(TEL893・8111)、歴史民俗資料展示室(TEL810・6667)

ボランティア解説員 平田政信
 「お地蔵さん」と呼ばれて親しまれている赤いよだれかけをした石仏は、仏さまの中で最も多くの人に親しまれている仏さまでしょう。
 交野市史[民俗編]「野ざらしの仏」の章に、「交野は何の故郷か」と聞かれたなら、生駒山脈の西側にある「地蔵の故郷だ」といいたいなぁとありました。
 では、「地蔵の故郷」交野には、石仏がいくつあるのでしょうか。平成14年までに、交野古文化同好会で調査したところ、分かっているだけで1,357体が確認されています。
 そこで、今月から1年間は、「里の石仏さん」と題して、歴史民俗資料展示室のボランティア解説員が、市内の石仏たちを紹介します。

野ざ らしの仏と平田さん
石仏の価値を再発見
 古くから、地元にあって親しまれてきた石仏も、時代の流れとともに、社会の片隅に追いやられ忘れられた存在になり、やがて町の開発とともに姿を消していきます。
 石仏がこうして、草に埋もれて土に還らんとしているのは、交野でも例外ではありません。
 このコーナーを通じて、石仏と地域とのかかわり、史跡、伝説などに触れ、みなさんにもう一度、地域での石仏の大切さを見直していただければと思っています。
石仏さんツアー

 「石仏の良さ」「石仏らしさ」というと、何より「野ざらしの仏」であることだと思います。
 誰もがいつでも自由に触れ合い、対話できる。時には石仏の前でほおづえをついたり、寝そべって語り合ったりすることもできます。こんな楽しみ方ができる石仏は、ある意味で私たちと対等な関係の気安い仏さまです。
 みなさんも、こんな「野ざらしの仏」に出会い、そっと触れあってみませんか。
 このコーナーでは、みなさんと、私たち歴史民俗資料展示室のボランティア解説員が一緒に、交野の街かどや山道などにある石仏を巡る催し「石仏さんツアー」も企画しています。初回は次号で募集しますので、興味のある人はぜひ、ご参加ください。


住 所 交野市倉治6−9−21(教育文化会館内)
▽JR津田駅から徒歩10分
▽交野市駅から、京阪バス「津田駅」行き、「南倉治」下車、徒歩1分
▽ゆうゆうバス、倉治コース、「南倉治バス停」下車、徒歩1分
開館時間 午前10時〜午後5時(入館は4時30分まで)
休館日 月曜日・火曜日・祝日・年末年始
問い合わせ 文化財事業団(TEL893・8111)か、同展示室(TEL810・6667)

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